インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

読書備忘

本の読み方について、やってみた感想などあれこれ

読書、お好きですか。わたしは好きです。 本には著者や編集さんのいろんなエッセンスがギュッと詰まっており、一冊を読み通すことで圧縮した知見が得られるところがいいなあ〜と思っており、育児の合間にKindleなどを活用して読書を楽しんでいます。 blog.ti…

行き止まってもなんとか生きてく/こだま「夫のちんぽが入らない」感想文

正直、読み終えた今もこのタイトルには抵抗感があります。タイトルのインパクト勝負じゃないのか、あえて過激なタイトルにすることで目を引こうとしたんじゃないのか、このタイトルを見たときの自分がそう思わなかったのかと問われれば、否定はできません。…

2016年に読んだ本、忘れられない本

去年もやったこれを今年も書いてみようと思います。昨年は小説3作を紹介していたようです。今年はAdventCalendar、やりそびれちゃったな。 2016年はなんだかいろいろあって、小説をあまり読めなかった気がします。疲れていたのか考えるのがつらかったのか、…

村田沙耶香「星が吸う水」感想文

これから誰にもしたことのない話をしますね、こんな前置きをすると、なんだかめんどくさい話のように感じるかもしれないんですが、お金を貸してくれとか命を狙われているとかではなく、人前でおおっぴらにしないことが多いタイプの話題だからという理由なの…

非日常はいらない

10年ぶり?くらいに荒木陽子著「愛情生活」を読み返しました。 愛情生活 作者: 荒木陽子 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 1997/09 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 75回 この商品を含むブログ (48件) を見る 写真家・荒木経惟氏の愛妻・陽子さんのエ…

あたりまえを、あたりまえに/「おいしいもののまわり」土井善晴

「料理することはすでに愛している。食べる人はすでに愛されている。それを当たり前のことと信じて疑わない。そうして、料理をつくる人が食文化を担っている。」土井善晴『おいしいもののまわり』、序文からすでによさが炸裂している…… — はせ おやさい(GORG…

物語がこぼれおちる/ミランダ・ジュライ「あなたを選んでくれるもの」読了

子供のころ、「ぱど」というフリーペーパーが家に届くのを楽しみにしていました。(いきなりローカルな話かもしれませんが、このまま進めます)

原始的な欲求によりそって技術は浸透してきた/安田理央「痴女の誕生」読んだ

タイトルちょっと極論ですが。 痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか 作者: 安田理央 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2016/03/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る

20160417

朝からすごい風でしたね。 実家で朝食と昼食を、そのあと昨日、父と一緒に作ったショートケーキを食べて自宅へ。スポーツジムでしっかりめに身体を動かしたあと銭湯へ行って、サウナへ。筋肉を使った後は冷やさないと寝付きが悪いというのを学んだので、水風…

裸になれば何か変わるかな/渡辺ペコ「おふろどうぞ」読んだ

読んだのはちょっと前なのですが……今回も良かった〜。 おふろどうぞ 作者: 渡辺ペコ 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2016/03/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る

青春の一冊「智恵子抄」高村光太郎

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE 新学期に国語の教科書が配られたら、すぐに全部読んでしまうような子供でした。 何年生のときだったか忘れてしまいましたが、そのときもやはり国語の教科書が配られてすぐに、先生の話もそこそこに、どんなお話が…

人生を味わい尽くすために恋をする/桐谷ヨウ「でも恋」(略)読んだ

ということで、exファーレンハイトa.k.a.ファーさまこと、桐谷ヨウさんの著書「仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。」の感想です。 仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は…

20160221/「ジャニ研!」読んだ

朝、早めに起きて洗濯物を干したら昼前後にはパリパリに乾いていて、乾燥を実感した日。 すすめられていた「ジャニ研!」が届いたので昨日から読んでいて、夜の外出先からの酔い覚ましにコーヒーでも飲みながらちょっと読み進めて帰ろう……と思ったら、面白す…

「働く」を考えなおしたとき読みたくなった本たち

働きかた、働く理由、みたいなことについて考えたり振り返るときには、やっぱり人が書いた本を読むのがいいなと思ったよ、という話です。

「隠居系男子的。〜灯台もと暮らし運営会社Wasei代表の鳥井弘文が初めて語る自分のこと〜」読んだ

献本いただきまして読了。 ちょっとめんどくさいことを、書きます。 隠居系男子的。〜灯台もと暮らし運営会社Wasei代表の鳥井弘文が初めて語る自分のこと〜 (天井裏書房) 発売日: 2016/01/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

2015年に読んだ本、忘れられない本 #読み終わった本リスト Advent Calendar 2015

2015年は「死」にとらわれた1年でした。

人間なんてタマネギだ/平田オリザ「わかりあえないことから」再読

久しぶりに読み返した本と、最近読み終えた本が、なんとなくリンクしているような気がしたので備忘。 2年ほど前に読み終えていたこちらと、 わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書) 作者: 平田オリザ 出版社/メーカー: 講…

「やっぱりアイツはいい奴だ」/「向田邦子の恋文」読んだ

読みました。 向田邦子の恋文 (新潮文庫) 作者: 向田和子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/07/28 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (48件) を見る 切ないというか寂しいというか、きっぱりとした気持ちになる一冊。

「武器を捨て、エレガントに生きる。」/「SAPEURS - Gentlemen of Bacongo」読んだ

知ったときには洋書でかつ在庫薄で手に入らないかなあと思っていたサプールの写真集、ソフトカバーの日本語版が出ていたことを知り購入。知らなかった!すごくよかった! SAPEURS - Gentlemen of Bacongo 作者: Daniele Tamagni 出版社/メーカー: 青幻舎 発…

問答無用の高揚感/「ニッポン大音頭時代」読んだ!

めちゃくちゃ面白かった!です! ニッポン大音頭時代:「東京音頭」から始まる流行音楽のかたち 作者: 大石始 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/07/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る

「荒野のグルメ」が良すぎて最高だった話

また酒ネタですいません。今回は漫画です。

自分の「居場所」をみつける/太田和彦「居酒屋を極める」読んだ

もう、もう、最高でした。

素直で謙虚で上機嫌/松浦弥太郎「正直」読んだ

「理想の男性像」ってありますか。 正直 作者: 松浦弥太郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/04/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

梅雨どき引きこもり期に薦めたい思考練習によさげな本

今日は本のまとめです。

「個」でつながっていく時代/「お店にファンをつくるウェブ発信の新ルール」読んだ

1年前の本ですが、せっかく頂いたのでいっちょ感想を。 かんたんなのに、ほとんどの人がやっていないお店にファンをつくるウェブ発信の新ルール (角川書店単行本) 作者: 仲島ちひろ(箱庭) 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2014/06/30 メディ…

「自分ドリブン」でゆるく生きる/「持たない幸福論」読んだ

phaさんの新著「持たない幸福論」を読みました。 持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎単行本) 作者: pha 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/05/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る

僕の小規模な生活

☆☆☆☆★ 僕の小規模な生活(1) (モーニングKC)作者: 福満しげゆき出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/12/21メディア: コミック購入: 16人 クリック: 289回この商品を含むブログ (251件) を見る僕の小規模な生活(2) (モーニングKCDX)作者: 福満しげゆき出版社/…

トーキョー無職日記

☆☆☆☆★ トーキョー無職日記作者: トリバタケハルノブ出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2009/01/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 100回この商品を含むブログ (34件) を見る

聖女の救済

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流星の絆

☆☆☆★★ 流星の絆作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/05メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 129回この商品を含むブログ (384件) を見る