読書、お好きですか。わたしは好きです。
本には著者や編集さんのいろんなエッセンスがギュッと詰まっており、一冊を読み通すことで圧縮した知見が得られるところがいいなあ〜と思っており、育児の合間にKindleなどを活用して読書を楽しんでいます。
この記事でしんざきさんが書かれている「何かを出力することを意識して読む」というのはとても良くて、共感しました。誰かに感想をお伝えする前提で読むと、読みながら脳内が整理されるのでとても有効、という実感があります。
読書は何かの追体験としてもいいし、何かを学びたいと思ったときの思考のモノサシとしても大変役に立つと思っています。なので誰かに何かを学びたいのですが……と相談されたときには、まず入門編の書籍を薦めることが多いのですが、読み方についてはあまり考えたことがなかったなあと思ったので、今までやってみた工夫などをまとめてみようと思います。
読みながら「!」と思ったことをメモする
これはKindleで読書をするようになってめちゃくちゃ活用しているのですが、読みながら「このフレーズいいな、面白いな」と思ったことをハイライトする、というやり方。紙の本だと付箋をつけたりしている人も多いと思いますが、Kindleだと検索できたりするのでさらに便利です。
さらにそれをツイッターに放流したりすると共感したり「僕も読みました〜」とリアクションがあったりして楽しかったり。
つよい https://t.co/hsY3ZUMQDc pic.twitter.com/n77CQUJG9u
— はせおやさい🏠WFH (@hase0831) 2022年8月10日
同じ本を読んだ人と読書感想会をしてみる
実は読書会のいいところは、会を設定することで期限ができて「なんとなく読み逃す」がなくなるところかもしれません。
ともあれ、誰かと「面白かったところを共有する」ことで学びが深まったり、意外な発見があるのでとても好きです。
それでも「読む時間がないよ〜」となってしまう場合は、アクティブ・ブック・ダイアローグという、一冊をみんなで分担して読み(オフラインで集まってやるときは、1冊を破って分け合うんだとか!)、ログを残しながら感想を語り合うやり方もあるので、そういうのを試してみてもいいかなと思っています。
感想をもとにブログを書いてみる
これはまさにしんざきさんの記事にもあったのですが、
幾つか自分の「キーワード」を決めておいて、そこをトリガーにして自分の土俵に引っ張りこむというやり方が出力しやすい
というのがいいと思います。
その本を読むときに自分がなにを得たいのか、どんなキーワードを目にしたとき発想が広がるのかに注意を向けて、「!」があったらそこから我田引水、自分のフィールドで話題を展開していく、というのもひとつのやり方かも。
極論、本の言いたいことには共感できなかったけど、本を通じて自分の考えや思っていたことがまとまったりしたとしたら、それは学びになると思っているタイプなので、本をきっかけに自分の世界が豊かになるならそれでよし、だと思っています。
なので「出力」のひとつの方法としてブログに感想を書いてみるのはいいのでは〜と思いますし、こんなふうにメモ程度でも残しておくと、あとあと自分のためにもなったりするので、気負わず書いてみるのはいいかもしれないですね。
今日はそんな感じです。
チャオ!