朝、早めに起きて洗濯物を干したら昼前後にはパリパリに乾いていて、乾燥を実感した日。
すすめられていた「ジャニ研!」が届いたので昨日から読んでいて、夜の外出先からの酔い覚ましにコーヒーでも飲みながらちょっと読み進めて帰ろう……と思ったら、面白すぎて一気に読み終えてしまった。
そもそもは1月の解散騒動のとき、この記事を読んで面白かった〜と言っていたら、この記事を書いた人の書籍もおもしろいよ!とジャニーズ好きの人にすすめられたのがきっかけだった。
今までのわたしの世界の中では「ジャニーズ事務所」というものはなんとなく概要を理解しているんだかしていないんだかよくわからないまま存在していたのだけれど、この本を読み終えた今は、ジャニーズ事務所とは50年以上も続いている会社であり、戦後の日本の芸能・エンタテイメント業界だけでなくテレビやコマーシャルといった他の産業にも大きな影響を与えたスゴい組織だったんだな、そしてそれはジャニー喜多川という稀有な目利き人によって牽引されてきたんだな、ということがはっきりと具体的なイメージを持って認識できた、という感じ。
大谷能生氏、速水健朗氏、矢野利裕氏の対談がまとめられている形式なので読みやすいし、くだけた感じで進行しているので、名言が多い。「戦後の日本にはマッカーサーが去ってジャニー喜多川がやってきた」とか「ディスコミュージックから夜とセックスの匂いを抜いたのがジャニーズ」とか「ジャニー喜多川がホームとしているのはブロードウェイ・ミュージカル、つんくはテレビと歌謡曲、秋元康はネットを駆使しているように見えるけど実はネットをハイパーなラジオとして扱っていて、実は深夜ラジオがホームなのではないか?」とかいう考察の飛躍も面白く読んだ。
あとは知らなかった名曲が沢山あり、それが楽しかったです!
興味あればぜひ!
今日はそんな感じです。
チャオ!