インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

40代子持ち女性がスタートアップ企業で3年がんばってみた話

2021年9月にSmartHRへ入社して、丸3年が経ちました。

hase0831.hatenablog.jp

入社したときはマネージャー直下の1人目ディレクターだったのが、あれよあれよという間に組織は拡大。所属していたコミュニケーションデザイングループも組織改編により、「ブランディング統括本部」として生まれ変わりました。

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ちなみにわたしの社員番号は500番。今となっては1,000人を超える大所帯になったSmartHRですが、まだまだカオスで、やることは山積みです。これは言い換えれば、関わりしろがめちゃくちゃある状態なのですが、そういえば仕事についてはしばらく書いてなかったな〜と思っていたときに、以下のTweetを発見しました。

わかる!!!と思ったので、丸3年をスタートアップ企業で過ごしてみてどう感じているのか、これからどうしていきたいと思っているのかをしたためてみようと思います。

 

3年経って、ぶっちゃけどう?

入社エントリで書いた3つの気持ちに変化があったどうか、をまず書いてみますね。

  • いい会社なので、入社したことを公開したくなった
  • 自分の名前で仕事ができるようになって、自信がついた
  • 今後のことを考えて、思い切って実験してみたくなった

入社して3年経って思うのは、本当にうちはいい会社だな〜ということ。

アフターコロナの現在でもいまだにリモートワークができていたり、フルフレックスで勤務時間を自由に組み立てられたり、本当に働きやすい。たぶん今の状況がなければ、子育てしながらスタートアップで働くというのは実現できてなかったんじゃないかなと思います。

次に、年齢や性別関係なく、チャレンジできる環境があること。最初はマネージャー直下で動いていたのですが、すぐに自分のチームを立ち上げることができ、チーフ(いわゆる課長)としてマネジメントを経験できるようになりました。さらに組織成長に合わせてポジションを他のメンバーに譲り、また新たなチームを立ち上げるなど、「いいんすか???」と思うような経験をたくさんさせてもらっています。

「母親」や「40代」、「学歴なし」「履歴書はぐちゃぐちゃ」などといった属性や履歴で自分を縛ることなく、やりたい!と思ったら手をあげて、手をあげたら「いいじゃん、やろうよ!」と言ってもらえる。自分の働きたいスタイルに合わせて全力で働ける。それがどれだけありがたいことか、この年齢になると本当に身にしみてうれしく感じます。

なので、「SmartHRに入社します!」と宣言しちゃって、結果が出せなかったらダサいな〜、カッコ悪いな〜と思っていたのですが、完全に杞憂で、グイグイ自分のやりたいことをやらせてもらえており、めちゃくちゃありがたいです。

 

それから、「自分の名前で仕事ができるようになった」状態も維持できており、「はせおやさい」としてサイボウズ式に寄稿するなどの活動もしています。

cybozushiki.cybozu.co.jp

これも副業OK(申請は必要)な会社の方針あってこそ。

 

そして「今後のことを考えて、思い切って実験してみたくなった」点ですが、なんというか、やってみてよかった!確かに所属をあきらかにするのは怖いし、なんやかんや言ってくる人もいるかもしれないけれど、公私混同してみたい!と思って実験してみた結果は、すごくスッキリした気持ち。

これは前述したように、今の会社でのびのびと働けているおかげもあるかもしれません。公私混同することで、公と私が相互に影響しあうような感覚を得ています。

 

で、これからどうするの?

3年経ったいま思うのは、「まだまだまだまだやることあるな!」というワクワクと、「これからどうなっちゃうの〜?!」というドキドキです。

今年の2月にCEOの芹澤さんが公開した以下のエントリでは、SmartHRは「スタートアップ企業」から「スケールアップ企業」として進化している、ということが書かれていますが、まさにその実感を現場で感じながら、1,000人規模の大企業のいいところを取り入れつつ、急成長する会社の中に身を置けることにめちゃくちゃ興奮しています。

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いま持っている「コミュニケーションOps」というチームも採用活動を始めるなど、新しいチャレンジをどんどんさせてもらっているし、優秀なメンバーと一緒に働けるのは、何よりの福利厚生だと感じます。なので、当分はまだまだ頑張れることがありそう!

 

でも、しんどいこともいっぱいある!

とはいえわたしもすでにアラフィフ。身体のあちこちにガタが来て、今年は入院・手術もしましたし、夕方になれば目もかすみます。ハードワークはできないし、子どもはどんどん大きくなって、来年は小1の壁が待っています。

会社のフェーズもすごいスピードで変化していっているので、当然ながら転職や独立で会社を離れる同僚もいて、さみしいような、置いていかれてしまったような気持ちになることもありました。

それでも、「ああ、わたしはまだここにいたい!」と感じられる場所があるのはありがたいし、ある程度の年齢になって、若いメンバーと働くときに感じていた、自分のいままでの「キャリア貯金」を切り崩すような感覚がなくなりました。教えたり与えたりするばかりでなく、会社やメンバーからたくさんいろんなことを与えてもらい、びっくりするくらい優秀な人を間近に見て働くことができていて、「自分、まだまだ伸びしろだらけじゃん!」と思っています。

もちろんうまくいく日ばかりではないし、悔しい思いをすることも、もどかしくてイライラすることもたくさんあります。でもそれはそれで、もういい年齢になったおかげでいい感じに自分を乗りこなしつつ、毎日を楽しんでいけるといいな〜と思います。

目下の課題は、長時間労働で能力をカバーできないという状態をどうやって逆手に取り、効率的に・効果的に仕事をしていくか。ぜひ、みなさんのお知恵を貸してください。

 

ということで、We are hiring!

recruit.smarthr.co.jp

すごい熱量でここまで書いてしまいましたが、まだまだカオスな状況は変わりませんので、弊社では優秀な仲間を探しています。100以上の職種で募集があるそうなので、きっと何かしらご一緒できることが、あるんじゃないかな。

そして、わたしが管轄する「コミュニケーションOps」ではデザインプログラムマネージャーを募集していますので、少しでもご興味があれば、ぜひご応募ください。

お待ちしております!

open.talentio.com

今日はそんな感じです。チャオ!