インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

「生理痛のすごいやつ」

ある一日の記録。

朝5時前、左下腹部の痛みで目が覚める。ここ3ヶ月はずっと不正出血で、いつが月経でいつがそうでないのかもはやよくわからない。今月も出血の量の増減で「なんとなく月経かな……?」と判断しているが、そのタイミングが2回ほどあり、とにかく股から血が出続けている。

それはそうと、早朝に痛みで目が覚めるほどの生理痛というのは経験がなく、慌てて市販の鎮痛剤を飲んで、ふたたび布団に戻る。痛みは引かない。普段の生理痛なら市販薬を飲めばなんとかなるのだが、この日はそうならなかった。

6時過ぎ、どうしようもならないので#7199へ電話をかけてみる。

救急安心センター事業(#7119)ってナニ? | 救急車の適時・適切な利用(適正利用) | 総務省消防庁

息も絶え絶えに状況を説明するも、すげなく「かかりつけ医に行ってください」と言われ、終話。ひとまず横になって様子をみていると、娘が起きてくる時間になるが、動けないので夫に託し、そのまま少し目をつぶる。

ほんのちょっとうとうとして起きてみるが、まだ痛い。なんなら陣痛のときくらい痛い。先日、紹介状を持っていった総合病院へ電話をかけるも「う〜ん、単なる生理痛なんじゃないですかねえ」とすげない返事。待たされても良いので……と頼み込んで、なんとか診察の予約を入れてもらう。

この日の仕事は幸いにも調整できる打ち合わせだけだったので、予定を変更してもらい、司会を担当する予定だった会議の代打を頼んで家を出る。病院へ向かうタクシーの揺れすら痛い。病院へ到着後、30分ほど待って診察。

内診と超音波で診てもらうと、小さくなりつつあった卵巣の腫れがまたぶり返している、という。具体的にいうと、2年前に6センチあったものがホルモン剤で4センチまで小さくなっていたが、薬の変更などでまた6センチほどに腫れているのだという(通常の卵巣の大きさは2〜3センチくらいとのこと)。それ以外は前回診たときと大きな差異はなく、「生理痛のすごいやつ」でしょう、ということで診察終了。「仕事できないくらい痛いんですが、これも生理痛でしょうか?」と食い下がったが、「生理痛でのたうち回るほど痛む人もいますからね〜」と返されて、なんとなく納得してしまう。

 

痛み止めを処方されて帰宅し、服用するも痛みはおさまらない。まあ少し起き上がれるようになったな、くらいまで持ち直したのは、何かよくないことがおきている(卵巣が捻転しているとか)わけではない、というのが分かったからで、そういう気持ちの安心というのもまた必要なのだろう、ということで自分を納得させた。

ちなみにこれを書いている本日時点でほぼ月経は終わっているものの、引き続き痛みはあり、下腹部の張りも感じているが、あの申し訳なさを乗り越えてもう一度診察を予約する気にはなれず、諦めるしかないのだろうなと感じている。

MRI検査は来週で、その後に検査結果を聞きに行く予約がさらにある。紹介状をもらえたらサッと手術の段取りに進めると思っていたが、そうもいかないようで、しばらくはモヤモヤとした日が続きそうである。