ここ10年ほどITベンチャー業界にどっぷり浸かって働いてきて、様々なツールを乗り換え乗り換えしてきたわけですが、新しいツールに出会うたびにそのアイデアと実現させたエンジニアリングに萌え萌えしています。
ということで最近の最萌えはSlackです。
Slackって何
チーム向けのコミュニケーションツールです。
Skypeとかチャットワークとかその流れ。
SkypeやYammerよりも使いやすい!チーム向けコミュニケーションツール、Slackが超便利! — Medium
Slackで情報共有 | Enigmo Service Engineering Tech Blog
シンプル!外部サービスとの連携が便利!
まずホーム画面がシンプル。
チャンネルごとにトピックがわかれるのはチャットワークと似たような感覚で使えるのもよいです。
それからDropboxやGoogleドライブ、Hangoutとの連携ができるのがすごい。Trelloとか外部サービスのアラートも通常のメッセージと同様に流れてくるので、見逃すことがなくて便利。複数のツールをそれぞれ確認するの、見落としやすくなりますよね…。
あと、わたしのような非エンジニア職だと、エンジニアさんたちが普段どんなことしてるか分からないので、ここでGithubとかのpushが流れてくるのを見て彼らの状況を把握出来るのがいいなと思いました。
非エンジニア職がすべきこと私見
これはわたしの持論ですけど、スペシャリストはスペシャリストにしかできないことがあって、そのことだけに限られたリソースのすべてを注いで欲しいし、そのために会社というチームがあるのだと思っています。
なのでエンジニアさんなら1分1秒を無駄にしてほしくない。
そのために何ができるか、彼らの思考をなるべく停止させず常にベストなコードを書いてもらうため、どこまで純度を上げたパスを渡せるかを考えているのですが、逆に彼らの状況みたいなのはどうやってキャッチアップしようか悩んでいたんですよね。
Slackだとそのへんがなんとなくログの数とかで掴める感じがして、良い感じなのではと思っています。
ツールは常に進化するし変化する
新しいツールを導入するとき面倒だとか覚えるコストがとかいう気持ちも分かるんですが、目的はもっと先にあって、全体のコミュニケーションコストが下がるなら導入コストくらいは引き受けたほうがいいんじゃないかなと思います。
土曜のイベントに来てくれた人がお話してくれたんですが、ベテラン事務員さんが「昔はそろばんに鉛筆だった。それがワープロに変わって、パソコンになった。パソコンもExcelだけじゃなくいろんなソフトを覚えて使えるようになる必要がある。だから事務員だからといって何も勉強しなくていいということはない」と言っていて感銘を受けた、というのがすごく印象的で、それがプロだよなと感じました。
確かにせっかく使い方を覚えたツールを捨ててすぐ次に行くのはもったいないような気がしますが、こうやって進化して変化し続けるのも働く面白さのひとつなのかもしれないなーとも思います。
そんでこうやって使い方を覚えたツールを個人的にも活用できるのはラッキーだし、刺激にもなるので楽しいなーと思います。SlackはiPhoneアプリもあるし、1人で使ってる人とかもいて、もっとプライベートでも活用できそう。
Slackにアカウントをつくる方法の説明はここがわかりやすかったです↓
何しろチュートリアルの動きがイケてるとか、joinして数日経つとSlackbotが「全部のアラート飛んでくるのウザいじゃん?こっちで設定変えてみない?」ってリマインドしてくれる気の利いたところとか、もうカッコ良くて萌えまくりです。
仕事って面白いですね。
今日はそんな感じです。
チャオ!

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最近読んでるこれ、面白いです。
むかしウィル・シードのいきいきゲームに参加したことあるんですけど、発想的にはそんな感じ。うまく取り入れられるといいな。