インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

結局他人は他人だし「共感」を求めるのは難しいんじゃないって話

読みまして。


●男性に共感能力、想像力はないと思った方が良い - 風の他人の姫姉様

 わたしこれでひどい失敗を繰り返してきたので備忘しとこと思うんですが、他人に対して、「自分が抱えてる気持ちに共感してほしい」って、すごいハードル高いと思うんですよね。

 

まずわたしが自分の抱えてる気持ちを100%正確に伝えられるかっていうとたぶん無理なんですよ。いろんな感情が錯綜していて全部を説明しきれないとか、説明できるほど感情が明確になってないとか、説明しようとして選んだ言葉が不適切で正しく相手に伝わらないとか、いろんな要素があって、かなり難しいと思うんです。

 

そしてそれを相手が受け取って、相手は相手で聞いたことを自分の経験や知識に照らし合わせて自分の中で理解できるよう咀嚼しようとするわけじゃないですか、でも相手がしてきた経験とか得てきた知識ってわたしのそれと100%一緒なわけじゃないから、どうしてもズレは出ますよね。育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないですよね。

 

そしてさらに相手が咀嚼してなんとなくこれじゃないかなって思ったことを、相手の持ってる語彙を使ってわたしにフィードバックしようとしてくれるわけなんですけど、みんながみんな自分の思ってることを言語化するのが得意なわけじゃないし、「太ってる人」を「デブ」と言わずに「貫禄がある」と言い換えられるまろやかワードのバリエーションを持ってるわけじゃないし、わたしに対して「まあこいつとの付き合いならこのくらいラフに伝えてもわかるだろ」と期待してくれるかもしれないしで、わたしに戻ってくる言葉も相手の考えてることの100%が再現できてるとは限らないわけですね。

 

そんでそれを受け取ったわたしもその言葉を100%正しくデコードできるとは限らなくて……みたいな感じで、ポンコツのコピー機でコピーした資料をさらにコピーしてコピーしてファックスしてさらにそれをコピーしてフォントの線とかガッタガタになった状態の文書が返ってきて「えっなんか違う」ってなるのは、もうほんとこれしょうがないんじゃないかなって思います。

 

これって誰も悪くないし、ディスコミュニケーションってわけでもないし、なんか悲しいけど単に「そういうもん」としか言えなくて、だったらこの元記事を書かれた人のように、「そもそも相手に共感を求めすぎるのはよくない」ってとこに着地するしかないんじゃないかなって思うわけです。

 

それで個人的にはここすごい重要だと思ったんですが

男性をカウンセラー代わりにし続けたら、いつか潰れてしまうし、あなたから逃げ出したくなるでしょう。

ここ。これです。
相手をカウンセラー代わりにして、「わたしのこと理解してよ共感してよ傾聴してよ寄り添ってよ」って寄り掛かり過ぎると、本当にしんどいと思うんです。理想はお互いがお互いのよき理解者になって、役割をバトンタッチしつつ、今日はわたしが聞く側、今度はあなたが聞く側、ってなれるのがいいと思うんですけど、まずは自分がね、しっかり自分の両足で立って、相手を支えられるくらい踏ん張った上でどうしてもつらかったら相手に心を打ち明けましょう、でもそこで過度に期待しちゃだめだよ、っていう感じでね、いったらいいんじゃないですかね。

 

じゃこのまま推敲なしでアップしますんでね、何卒よろしくお願い申し上げます。
今日はそんな感じです。
チャオ!