インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

絵に描いた餅でも描かないよりマシ

年末なので、様々な会社の様々なアドベントカレンダーの記事を読んだ。どれも面白く、どの会社も素晴らしい制度設計があり、素晴らしい運用体制があり、素晴らしい思想のもとそれが実現しているように見えた。

ただ、それが実際のところどうかなんてわからなくて、もしかしたら理想は記事の通りかもしれないけれど、実態はもっとぐちゃぐちゃで、混沌としているかもしれない。中の人からしたら、「あんなの、絵に描いた餅だよ」と嫌味のひとつも言いたくなるかもしれない。

でも、最近のわたしは「絵に描いた餅でも、まず餅を描いてみることが大事」と思っていて、ああ、あなたがほしい餅はそれなんだね、まずはそれが分かってよかった、と割り切って捉えられるようになった。

どんな餅が欲しいのかさえわかれば、実際にそれにはどんなものが必要か、イメージすることができる。この「とりあえず描いてみる」というのがとても面倒でダルいんだけど、だからこそ人間がやるべき仕事のようにも思えるのだ。

必要な要件を浮かび上がらせるために、不必要かもしれない情報を集めること。その中から理想やイメージを浮き彫りにすること。なんかこう、わかんないけど、そこにいい感じの脳みその使いどころがある気がしている。そして誰かの「ほしい餅」に実現具体性を与えることが、いまのわたしの主な仕事なのだろうなと思っている。もちろん自分で餅を描くときもあるけれどね!

 

また明日も頑張って働くぞ〜!

今日はそんな感じです。チャオ!