インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

在宅保育と在宅勤務の相性は最悪

保育園が休園になった

あれよあれよという間に保育園が休園となり、在宅保育を余儀なくされた。夫と一緒に自宅で娘を見ているが、わたしはフルリモート、夫は自営業なので、どちらかが必ず娘を見ていなければいけない。娘はとても可愛いし、日中は保育園で見せているのであろうひょうきんな踊りを舞ってくれたりして、思わぬ発見があり、かなり楽しい。しかし仕事との両立となると、話は別である。

我が家のリモートワーク事情

慎ましい我が家の生活においてワークスペースの確保などというのは夢のまた夢であり、わたしはダイニングテーブルにノートパソコンを開いて、夫はベッドの上またはリビングで仕事をしている。まったく適正ではない。ダイニングの椅子は長時間座ることを想定していないし、リビングは少し前にソファを撤廃したので腰をかけて仕事をすることが出来ない。つまり家で仕事をする準備がまったくできていないし、娘が在宅保育になってからは、リビング=保育園のようになってしまい、夫はほぼ仕事が出来ない状態だ。わたしもダイニングで仕事をしているけれども、リモートワーク開始当初に行っていた「hang outでカメラオフにし、つなぎっぱなしにして気軽に雑談や質問ができる状態を維持する」には参加できなくなってしまった。今はカメラオフ&ミュートで「オンラインですよ」を表明するのみになってしまっている。意味あるのかこれ。ないことはないだろうけれども。

我が家の在宅保育事情

さらに娘のケアも充分なのかもとても不安だ。晴れた日はまだいいが、今日のような雨降りの日には公園や散歩に連れ出すわけにもいかないし、家で走り回ってもらうにも限度がある。できれば娘は日光によくあたりのびのびと駆け回ってほしいし、趣味の石拾いにも精を出してほしい。我が家は夫婦ともに保育のプロではないので、娘の言われるがままに絵本を読んだり、使っていないドミノブロックを出してきて積み木代わりに遊ばせるくらいしか手札がない。これで娘の保育は充分なのだろうか。もっと手遊び歌や身体を動かす体操などを、一緒にしてあげたほうがいいのではないだろうか。そんな薄っすらとした不安を頭の隅に置きながら仕事をしているので、思考がなかなか落ち着かない。そんな状態の親に保育されて娘は大丈夫なのだろうか。以下無限ループである。

終りが見えない不安と憂鬱

何より「終わりが見えない」という不安が重くのしかかる。もし来月に保育園が開園したとしても、慣らし保育はあるのだろうか。あったとしても、久しぶりの集団行動で娘はまた風邪やらなんやらもらってくるだろう。そうなったら、思ったように稼働するのは難しいかもしれない。そして開園されたからといってこの不穏な状況が一気に解決される気もしない。そもそも疫病によって社会が混乱しているのだ。「保育園開園ヤッホー!」など手放しで喜ぶわけにはいかないだろう。となるといつまでこの状況が続くのだろう。というか今までと同じように働いたり生活するのはもう無理なのだという前提で今後を考えた方がいいのだろうとも思うけれども、目先のことで精一杯で、そんな未来のことまで頭が回る気がしない。

そういう状況でわたしたちはいま生活している。確かに大変ではあるけれど、いくつか光明はある。その光明を見失わないよう、大切に大切に生きていくしかない。生き抜こう。