もう半年もブログを書かなかった。一部告知や子育てにまつわることはnoteに書き記しているのだが、驚くほど子育て中心の生活になっていることが露呈してしまった。子供が生まれて生活は変わりましたか?と聞かれるとき、確かにやや変わったが思ったほどでもない、と自認していたのだが、外に向けて何か書こうという気持ちが起きたのが子育てにまつわることだったのだから、やはり精神の大半を娘のことに割いているのだろうということが忍ばれる。
しかし子育ては楽しい。毎日アップデートがあって飽きないし、なんたってちょっとしたことでものすごく幸せな気持ちになる。結婚や子育てをコスパで語るのは馬鹿らしいと思うけれども、たった1人の人間(娘)が笑ったり泣いたり走ったり転んだり、ただそれだけのことで自分の中にものすごく大きな感情の渦がわき起こる。
もちろん大変なときもあるけれど、夫がその苦労をねぎらってくれれば吹き飛んでしまう。この人が夫でよかった。そう思う出来事が何度もあった。娘がいなかったら、ここまで「家族になった」実感を得られなかったかもしれない。そういう意味では、短い新婚生活を嘆いたこともあったけれども、結果的には幸せだ。
最近の日々についてでいうと、3月から新しい仕事に就いた。とはいえこの時勢なので、ほぼフルリモートで、自宅から仕事をしているので、あまり生活に変化がないように思う。いや、あったかな。ないことはないと思うのだけれども。
わたしの生活が変わろうと変わるまいと、世界のほうがものすごい勢いで変わっていっているのは実感している。まず自分がフルリモートで働くようになるなんて思っても見なかったし、日々のニュースに心が振り回されてざわつくのは、2011年以来、久しぶりだ。
ニュースを見て怒りを覚えたり絶望したり、わけのわからない不安に追われるような気持ちになったり、本当に精神が落ち着かない。「落ち着いたら◯◯しましょう」「早く落ち着くといいですね」が合言葉のようになっている今日このごろ。
なにかに振り回され続ける薄い怒りや疲れのようなものが常にあるのだけれど、そういう日々のことも書き残して、なにかの役に立てられればいい。そんなことを最近は考えている。