インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

ととのってますか?

最近、この本を読んでからサウナに夢中です。

 ここでも試し読みできます。

本の中で、サウナでほてった身体を水風呂で冷まし、小休憩を挟んだあとまたサウナに入るのを繰り返す、いわゆる「温冷交代浴」をしたあとに、心身ともに深くリラックスした状態のことを「ととのった」と表現しているんですね。

とっても気持ちよさそうで、すぐに真似してみたところ、「なんだこれは!」という感じで思考がクリアになり、汗もたくさんかくので、身体もスッキリと軽くなる感じを体感してしまい、そんなに今まで気にしてなかったサウナの良さに開眼した今日このごろなのですが、「ととのう」っていいな、と思った話です。

 

「ととのう」、全体がよくまとまっているとか、調和がとれているとか、そんな意味で使う言葉ですが、すごくいい感じの言葉ですよね。

生活をしていて「心地よい」と思う瞬間って、いくつかあると思うんです。

たとえば、朝起きて、慌ただしく家を出るんじゃなくて、時間に余裕がある状態で、ベッドメイクをきちんとした状態を振り返るときとか。

夕食の調理と食事と洗い物を終えた後、台所の壁やシンクまでぴかぴかに磨いて水気を拭きあげた状態で、換気扇を止める瞬間とか。

掛け布団に日光を裏表までよくあてて、ふかふかになった状態に洗いたてのカバーをかけて、ベッドにふんわりセットした瞬間とか。

旬の野菜を使って、お金はかけずとも手間ひまをかけた食卓を準備できた日が続いているときとか。

 

そういう、「おおー、この状態、いいじゃん」みたいな生活の瞬間が、ポイントカードのスタンプみたいにたまっていって、「今週の自分」や「今月の自分」がどうだったかを振り返るときの評点にしているような気がしています。
そう思うと、最近のわたしは入浴とか肉体のメンテナンスに関するポイントは、あまりたまってないし、そもそもあまりやっていなかったな~と思ったので、こういう新しい「ととのいかた」を覚えるのは、とっても楽しいなと思ったのでした。

一時期、マラソン完走を目標に走っていた時期は、確かに身体の「ととのってる」感じが強かったので、また走るのを再開しているのですが、まだ「ととのった」感じまでは持って行けていないので、焦らず続けてみようと思います。

「ととのった」状態を維持するには、ちゃんと「生活」の中に組み込めてる、という感じが大切なのかもしれませんね。

 

今日はそんな感じです。
チャオ!

とはいえ「サ道」には「サウナを信じるな!」という名言もあり、そういうのも含めてめっちゃ面白いです。

小学館ムック saunner (サウナー)

小学館ムック saunner (サウナー)

 

 世の中には思ったよりサウナ本があるのを知りませんでした……。