インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

意識して「自分にサボれと命令する日」をもつことの話

仕事をうまくサボれなくて、ヘタすると土日も全部仕事に充てていないと不安で不安でしかたがなかった時期がありました。んでこのへんの話を最近ひとと話すことがあって、いくつか理由があったんだなと思った。

  1. 単純にタスクオーバーだった
  2. やってる仕事が好きだったのでほぼ趣味だった
  3. 失敗したとき責められないよう言い訳を作っていた

あたり、かなー。

 

とくに3番めがやっかいで、これも話しながら気付いたんですけど、仕事をしていればどんなに完璧に準備をしても、がんばってても、失敗するときってありますよね。

わたしはそのときに「◯◯だから失敗するんだ」と言われる隙を作っておくのが本当に嫌で、夜や土日の時間もつぎ込んで、「ここまでやってる上で失敗したんだから、しかたがない!」と開き直れる言い訳が欲しかったのかもしれないなーと思いました。誰に言い訳するんだよって話なんですけどね……。「前の日そんなに飲んでるから寝坊するんだ」って言われたくない!だから飲み行かない!みたいな。行くけど。

で、そんな時期を経て、仕事は楽しいけど、それでもやっぱり深夜とか土日とかはもう働きたくねえな〜と思うようになり、ある程度自分の限界みたいなのも分かってきたわけで、うまいことできるようになりたいと思っていたんですよね。みたいな気分になってて、そういえば、昔にこんなことを言われたなと思い出しました。

マジメな奴ほど、月に1日は無理やりにでも「サボる日」を作って、仕事も何もかも、全部サボるべき

その人もとてもマジメで、仕事を手抜きしたりサボったりできない人で、よく深夜まで一緒に仕事してたんですけど、マジメで熱心で、一生懸命仕事をする人ほど、自分で自分に「この日はダメ人間になるまでサボる」っていう任務を課して、積極的にサボらないとダメだよ、ということだそうなんですね。根がマジメだから、ほっとくと「無理してでもちゃんとしちゃう」んだそうです。

 

「時間に余裕ができたらのんびりしたい」って思ってても、そういう人たちは絶対にのんびりできないので、メンテナンス的な感じで「この日は何もしてはいけない!」と決めることが重要なんだとか。その人も、月に1回程度は必ず業務の隙間を見て、誰にも迷惑がかからなそうな日を選び、「よしここだ」とサボる日を決めるそうです。

流れに任せるままだと絶対にサボれないから、もはや仕事みたいな感じでサボる日を作れ、ってことみたいなんですが、確かに人間ってそんなにじょうぶじゃないので、ケアの意味でも、無理にそういう日を作っておくのはいいかもな〜と思いました。

毎日毎日意識高くがんばってたら、すぐに焼き切れちゃいますからね。

 

ということで最近では月初にその月の全体的な予定を見渡して、「このへんは余裕できそうだな〜」と思った日を見つけたら集中的に仕事をより分けて、うまい感じにサボれる日を設定するように心がけています。

自分をじょうずにメンテナンスして、長く愛用していけるといいですね。

 

人と話すと、こういうことが整理できていいなーと思います。この日は日中の公園を散歩しながらだったので、休日の公園が持つ独特の平和な感じとあいまって、とてもすっきりと考えが整理できました。太陽が見えてると、なんとなく気分が素直になって、正直な話ができる気がした。

今日はそんな感じです。
チャオ!