大人になってからできた親友がひとりいて、彼女と話しているといろんなヒントをもらえるんですが、最近したのが「執着」についての話。
執着のネガティブサイクル
仕事でも人間関係でも、執着しだすと何もかもうまくいかなくなる、という話をしました。何かにこだわって、絶対に手放したくない、優秀だと思われたい、あいつに負けたくない、と思えば思うほど、 身体が緊張して空回りして、自分の良さが出なくなる。
仕事のポジションとか、持ってるプロジェクトとか、「これを誰かに奪われたくない」と思ったり、失敗にいつまでもこだわったりしていると、どんどん身体がこわばって、気持ちも固く、重くなってしまう。
重く固い思考はその人の表面に現れて、重く固い人になってしまって、結果、人が寄ってこなくなって、自分の首を締めることになる。
執着を手放す
人はやっぱり明るくて軽やかな人が好きだから、そして仕事も情報も人に乗ってやってくるから、過ぎたことや考えてもどうにもならないことにこだわっているのは本当に不毛で、とっとと手放すに限ります。
とはいえ手放すのもなかなか難しいよね、だって人間だし、割り切れないこともあるもんね、という話もしたんですが、そこで彼女がくれたアドバイスは、「目を向ける先を変える」ということ。
執着してしまうのは心の動きだからある程度はどうしようもないけれど、そこはひとまず時間に任せて、なるべく良いできごとに目を向けるようにしよう、と。
執着しちゃうっていうのはそれなりに思い入れとかがあるんだろうからゼロにはできないし、ゼロにならないからって焦って無理やりもがいても意味は無いので、それよりも「いま、できていること」「誇りに思えること」はないかを意識して見つけるほうが、よっぽどいい。
軽やかに生きる
好きなものや楽しいことに目を向けている人は幸せそうだし、固く、重い思考になっているときって頭の動きもネガティブになってて、ありもしない妄想とかして、「使えないやつだと思われたんじゃないか」「ああこれはもうダメなんじゃないか、成功しないんじゃないか」みたいな感じになっちゃうんですよね。実際そんなことないのに。
そんなふうにネガティブな妄想でいっぱいになるとぜんぜん楽しくないし、他人にもその緊張が伝わって、いい関係が築けない。
だからなるべくリラックスして、軽やかに生きるために、できるだけ楽しいことを身の回りに集めるべきなんだよ!だからあんたも軽やかに生きろ、そして翔べ!という感じでハッパをかけられ、その日のおしゃべりは終わったのでした。
確かに仕事の失敗とか相手は覚えていないかもしれないし、もし覚えていたとしても、これからリカバリーしていくことでしか取り返せないから、ぐじぐじしててもしょーがない。
いやーほんとに仰るとおりで、なるべく明るく、軽やかに生きていきたいものですね、と思ったのでした。
執着を捨てる。相手の気持ちを知りたがらない。自分のしたいことだけする。未来を楽しみに思っても、期待はしない。
— はせ おやさい (@hase0831) 2014, 12月 7
これとかもそうかも。
「いつも機嫌がいいひと」でいるためのコツとか - インターネットの備忘録
ご機嫌さんでいきましょう!
今日はそんな感じです。
チャオ!