インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

インターネットでは軸足をブラすと死ぬ

ウッカリ主語がでかくなりましたが
読みまして。

乱気流に巻き込まれるのが良いことなのか悪いことなのか分かりませんが、わたしにも経験はあって、初めてホッテントリに入ったときや、初めて見知らぬ人からdisられたときのことはなかなか忘れられません。

頭に血がのぼってカーッとなり、自分をどんどん見失って、何度も何度もリロードしては増えるカウンターを見てドキドキした覚えがあります。舞い上がるってやつですね。


普段は自分のコントロールできる範囲の出来事ばかりなのに、インターネットの表舞台に引き上げられた瞬間、シロクマせんせのお言葉でいう「乱気流に乗ってしまった」瞬間は、驚きと興奮と恐怖で気持ちがグチャグチャになりました。
海で大波にさらわれて上下左右も分からなくなってパニックになる、みたいな感じ。

何度かそういう目に遭って、うわあこれしんどいな、と思ったときに気付いて実践している回避方法としては、「インターネットは結局インターネットで、自分がいつも生活している場所ではない」、と意識すること。

よっぽどのトラブルでない限り、知らない人がわたしの家に来て刺すみたいなことは起きないし(とはいえ一定数は謎行動する人もいるため住所とかは公にすべきではない派ですが)、だいたいの人は通りすがりに唾を吐いてスッキリして、ハイおしまい、なんですよね。
これはネガティブなリアクションだけに限らず、すり寄ってきて持ち上げるだけ持ち上げて褒めちぎる人も同じ。その瞬間だけで、誰もわたしの未来まで考えた上で関わってくれてるわけじゃない。

それはそれで相手の自由ですし、なるほど不思議な人がいるなあとは思うんですが、そんな勝手な人たちはわたしのリアルな人生に関与させないぞ、と思ったら、インターネットで生きてる「はせおやさい」がなにを言われようと、ある程度はまあいいや、と思うようになりました。
もちろんわたしが発信したことに対して言及したりなにかリアクションをしてくれたこと自体には感謝するし参考にもします。でも、それ以上でもそれ以下でもない。

このことに気付いた当時はまだ結婚していたので、元夫から「批判や注目を集めるのは、それだけ多くの人の目に触れるようになったってことだよ」とアドバイスをもらい、多くの人の目に触れてわたしが伝えたいことを必要とする人に届くなら、それもまた良しかな、と気持ちを切り替えられたのも大きかった。

それもやっぱり自分の軸足は普段生活しているこの世界で、自分が信頼してるパートナーや理解してくれる人たちが分かってくれればそれでいいや、と気付けたからだと思います。


ウッカリ舞い上がってそこから軸足をブラすと、途端に巻き込まれて天高く舞い上がらされた挙句地面に叩きつけられて全身を強く打って死ぬみたいな感じになるのでマジ怖い。そんなときは身体を低くして、嵐が過ぎるのを待ちましょう。

ということで、インターネットの乱気流はいつかおさまるものだと思って、なるべくパニックにならず、オフラインになるなり距離を置くなりして、自分が大切にしたい場所はどこで、書くことで誰になにを伝えたいのか、なにをしたかったのか、を冷静に検討してみるのも良いのかもしれませんね。


乱気流に巻き込まれ続ける人の話は知らん!
今日はそんな感じです!
チャオ!