インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

JAS規格をも変えた「松田のマヨネーズ」が美味しすぎてヤバイ

土曜日の朝9時半から放映している、「食彩の王国」という番組が大好きです。


東京ガスの一社提供で、CMが毎回ハズレなしっていうのもあって録画して夫婦で楽しみに観ているのですが、今朝のテーマが「マヨネーズ」。
マヨネーズを使うのは何となく手抜きというか甘えみたいな空気のある我が家なので、なんとなく「ああマヨネーズかあ……」くらいの感じで観てたんですけど、そこで紹介されてたのが「松田のマヨネーズ」。
これがまたスゴくて、びっくりしてさっそくスーパーで買ってきてみたんですが、うんちくに負けないくらい美味しかったので備忘します。


まず材料。
マヨネーズの原材料って基本的には「油+酢+卵」で、あとは調味のために塩コショウとか色々加えたりするのがベース、というのが前提です。

松田のマヨネーズの原材料はそれぞれコダワリがあるそうで、

  • 油……圧搾絞りなたね油、製造工程においてヘキサン、リン酸、シリコーンは不使用
  • 卵……平飼いの有精卵、遺伝子組み換えの餌は不使用
  • 酢……りんご果汁100%のりんご酢、発酵過程でアルコールの添加はなし
  • 塩……伝統海塩「海の精」、伊豆大島の海水から伝統的な製造法で作られた海塩
  • 甘み……100%蜂が集めたはちみつ
  • 香辛料……100%からし菜の種粉末から作ったマスタード

オーガニックとかビオとかそういうの全然興味ないわたしでも「すっげーこだわってるな」と分かる原材料なのですが、何よりびっくりしたのはマヨネーズにも規格があったということですよ!
いや当たり前なのかもしれないのですが!知らなかったよ!
ていうか、考えたこともなかったよ!


というのも、マヨネーズの「食品添加物以外の原材料」について、

次に掲げるもの以外のものを使用していないこと。


1 食用植物油脂
2 醸造酢及びかんきつ類の果汁
3 卵黄及び卵白
4 たん白加水分解物
5 食塩
6 砂糖類
7 はちみつ
8 香辛料


農林水産省/ドレッシングの日本農林規格http://www.maff.go.jp/j/kokuji_tuti/kokuji/k0000991.html

とあるのですが、ここにはもともと「はちみつ」がなかったそうなんです。
そのため、松田のマヨネーズはいっとき「マヨネーズ」という商品名を名乗れなかったんだとか。んでなんか「マヨネーズ」みたいな苦肉の策をとりながら規格変更の働きかけによって無事「はちみつ」が追加され、正式に「マヨネーズ」と言って良くなった……という話。


そのコダワリ、めんどくせえ!でもそういうの好き!


しかも愛用者としてみんな大好き平野レミさんが登場して「これがもうやるじゃーん!って感じなのよ!」ってあの勢いで言ってて、パッケージのにわとりイラストも和田誠さん作。確かに、カワイイ。


んで買ってきて即1センチくらいニョロって出して舐めたらしっかり美味しい。
ツンとくる感じのあの酸っぱさはなく、卵と油の甘み、っていうかそのものの味が濃くって、しつこくない。

さっそく新じゃがいもを茹でてアンチョビフィレ+オリーブオイルで和えたあと、このマヨネーズと塩コショウ、刻んだパセリで仕上げてみたらめっぽうウマイ。
千切りにしたキャベツにハム、そしてこのマヨネーズだけの居酒屋メニューである「ハムキャベツ」も格段に美味しくなって、マヨネーズとしては割高なんですけど、値段以上のビックリと美味しいがあるのって素敵だなー!と思いました。


まさか「マヨネーズがうまい」というだけで記事を書く日が来るとは思っていませんでしたが、そのくらい美味しかったので、思わずご報告です!

松田のマヨネーズタイプ(辛口) 300g

松田のマヨネーズタイプ(辛口) 300g

松田のマヨネーズタイプ(甘口) 300g

松田のマヨネーズタイプ(甘口) 300g


辛口と甘口はマスタードの量が違うそうで、うちは辛口を買いました。でも「辛い!」っていう感じではないので、大人向け、くらいのものかな?そのうち甘口も買ってみたいです。


あと東京ガスのCMはいつみても心にズシンと来るというか知らずに泣いちゃう系の良作が多いので、こちらもぜひご覧ください。わたしは「お父さんのチャーハン」と「お弁当メール」が特に好きです!

東京ガス : TV-CMhttp://www.tokyo-gas.co.jp/channel/200ch/index.html