インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

「普通」と「理想」

自分含めた周りのイザコザを見ていると、単なるお互いの基準点のすれ違いで
いらいらしたり気分を害したりしていることが多いのかなと思ったりしました。

例A)
自分「普通さー飲み会とかで遅くなるにしてもメールの1本くらい出来ると思うんだよね!」
相手「普通さー仕事の飲みなんだから、いつ帰ってくるかなんて放っといて欲しいんだよね」

とか。

例B)
自分「普通さー1日に1回くらいメールして、週に1回くらいデートすると思うんだよね」
相手「普通さー仕事で疲れてるの察して、ちょっと連絡しなくてもうるさく言わないと思うんだよね」

とか。


自分自身を振り返っても、「結婚相手には多くを求めない、普通の人でいい」と思っていたのに
よくよくその「普通」を考えてみたときに、それってつまり「理想」の人のことなんじゃないか、
と気付いたのは、「自分の普通は相手の普通ではないのではないか」という気付きからでした。


わたしにとっての「普通の結婚」とは、「旦那さんが外で会社勤めをして、奥さんは家で主婦、
もしくはパートタイム程度で、狭くても戸建で車が1台、子供は2人、
休みの日は家族でイトーヨーカドー(的な郊外SC)に出かける」程度のものでしたが、
それって「自分が思い描く結婚」であり、つまり「理想の結婚」だったんだな、と。


相手に「普通」を求めるとき、自分ではさほど強要しているつもりはなくっても
知らず知らずのうちに自分の「理想」を押し付けていたのかもしれないなーと思いました。


同じことが友人関係や仕事仲間にも言えるのかもしれません。
それまでの家庭環境も経験も違うわけだから、お互いの「普通」が
ズレていても、それが当たり前のことなんですよね。


自分にとっての「普通」が相手に通じなかったとき、
「普通はこうじゃない?信じられない!」と相手を否定するのではなく
まず「わたしはこうして欲しいんだけど」と伝えることが大切なのかもしれません。