インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

2017年第3週の日記

2017年第3週の日記です。
今週は季節の変わり目に毎度やってくる原因不明の発熱が来てしまい、スケジュールがめちゃくちゃでした。しかし毎シーズンこれを乗り越えると免疫ができたみたいに体調が安定するので、定期行事だなという気もします。大変。
それ以外はおおむね順調な日々で、特筆でいうと私小説「夫のちんぽが入らない」と、「マッドマックス 怒りのデスロード ブラック&クロームエディション」がよかったです。「夫のちんぽ」は感想も書いたので、よろしければぜひ。

hase0831.hatenablog.jp

それでは1月第3週の日記です。


20170116

晴れて乾燥した日。話題になっていたカレーのお店に遅いランチで行きました。

spicycurryroka.jimdo.com

営業時間ギリギリで間に合って、まだ大丈夫ですか?と聞いたところ快く店内へ迎え入れていただき一安心。満を持して魯肉飯と本格カレーが1つになったプレートを注文しました。プレートのごはんが中心にあり、下半分にカレーが、上半分をぐるりと囲むように高菜や玉ねぎなどの副菜が、ごはんの上には半分に切った卵と魯肉飯!小麦粉を使っておらずさらっとしているタイプで非常に好みでした。大久保、という新鮮なスパイスが手に入りやすい環境もあるのでしょうか。お店の方の接客も印象よく、最高のお店でした。また行きたいな〜。

20170117

朝、起きたら熱が38度!すわ恋人の風邪をもらってしまったのかと焦ったものの、寒気も関節の痛みもなく、風邪とかインフルっぽい感じではないのでなんだこりゃと思いヨロヨロと病院へ。過去、思い当たるフシといえば季節の変わり目や疲れが溜まったとき、ストレスフルな状況にある場合こういうことが起きておりお医者さんも「まただね」という感じで一通りの検査をして、お薬をもらいました。欠勤の連絡を入れコンビニへ寄って最低限の買い物をして帰宅。最悪の場合でもAmazon Nowがあるという心強さよ。

朦朧とした意識の中で寝たいのに眠れない、でも身体はだるいので動くこともできない、という苦行の中、眠るまでの時間つぶしに「おやすみプンプン」を読んでしまいました。

面白かった。物語を追いながらまぶたが重くなるのにまかせてスッと眠り、起きて着替えてを繰り返しそのスキマで仕事をしていたらあっという間に夜。夜には平熱まで下がったのでドラマ「カルテット」を観て恋人と電話をし「ただひたすらに良かったね…」と感想を伝えあって就寝。

www.tbs.co.jp

20170118

起きたらふたたび38度の発熱!バカなの、なんなの、マラソン再開したのに全然身体が丈夫になってないじゃん、と思いながら薬を飲んでふて寝。昨日ちょっと仕事をしてしまったのがダメだったのではと思うも、もともとがあまり長く眠れないタイプなので2〜3時間おきに目が覚めてしまい、ベッドで唸る。昨日に続き「イノサン」を読んで眠気を待ち、なんとか無理やり眠って1日を過ごしました。

あと予約していた「夫のちんぽが入らない」を受け取れたのであっという間に読了。感想文の下書きを始める。 

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

 

この日は早めにお風呂に入って早めに就寝。なんとかしてくれ〜〜〜。

20170119

起きたら無事に平熱で大勝利!と思いつつ、インフルとか他の感染症がないか出勤前に念のため検査に来てね、と言われていたので病院に寄るも、めっちゃ待たされる。インフルエンザ、流行ってるんですね……。

待ち時間に昨日書きかけていた「夫の〜」感想文を仕上げて数時間寝かせたのち公開。ハバナイ浅見さんに第一子が誕生そして活動休止を知り卒倒しそうになる。壮絶に悲しいことと超絶にめでたいことを同時に与えられると人間は脳がバグるのだと思った。

(直近のライブを「復活ライブです」と書いてあった=活動休止はジョークだったのを見落とすほどに!)

夜は昨年知ってから一気に大好きになった入江陽さんのライブへ。

入江陽 Official Web Site

たぶん10月の新宿ナインスパイスぶりかな。編成が変わっておりヴァイオリンとギターが増えまた印象が変わっていて、良かった。これから楽しみです。新しいアルバムはまだかなあ〜〜。

20170120

ラッキーなことに友達からチケットを譲ってもらえたので、夜は立川談春さんの独演会へ。

立川談春|2017 新春独演会|20170110-0123

演目は「居残り佐平次」、場所は品川シアターex。素晴らしかったとしかいいようがなく、しかも前から2列目という良席で、ひたすら話芸を浴び続けて最高の3時間でした。どこがよかったの?と問われたとして「あそこがよかった」と言える箇所を思い出せないのに、ただ良かった、楽しかった、面白かった、かっこよかった、という感じで言語野がアホになった感じでした。
やたら刺身を食べる場面があったので「海鮮が食べたい!」と強く決意をして、帰りはそんな感じの居酒屋さんへ。駅からは少し歩きましたが、リーズナブルでよいお店でした。やたら瓶ビールを連続で頼んだので、酔った!

20170121

午後遅くまで昨夜の疲れを引きずってしまったのかなかなか身体が起こせず、渋々と起床。なんだかんだですごい情報量を浴びたので、自分の脳の処理能力が追いつかなかったのかもしれません。
夜からは歌舞伎町へ。久しぶりの朝までシフトでした。暇かなと思いきや満席の時間帯もあり、ありがたい限り。お客さんには初めましての人も含めていろんな組み合わせが散見され、こういうお酒の場、というのはタイミングというか巡り合わせで様々な瞬間があり、面白いなと思いました。朝方、閉店時間を過ぎてもなかなか話が切れずにやや遅め(早朝なので早め?)の閉店。今回もありがとうございました!

20170122

早朝に歌舞伎町を離れ、帰ってから寝支度をしていたらベッドに入るのが朝8時前になってしまって、ハッと起きたらもう午後。むにゃむにゃ言いつつ出かける支度をして、映画「マッドマックス 怒りのデスロード」のブラック&クロームエディションを観に行ってきました。

warnerbros.co.jp

モノクロ版は黒がグッと深く情報量がシェイプされながらもテンポよく進む映像に引き込まれ、隣で観ていた恋人は音楽に合わせてリズムを取り、わたしも前回以上に感情移入して涙を流すなど、2年ぶりに満喫してきました。いや〜最高でした!観に行ってよかったです!
そのあとは好きなお店を数軒はしごして、ワインやらカクテルやらを飲みながら感想を語りいろんな話をして、後ろ髪を引かれつつ帰宅。楽しかったな〜〜。よい週末の締めくくりでした。また来週もがんばるための充電をがっちりできた感じです。またがんばろう。

1月の第3週はそんな感じでした。
チャオ!

行き止まってもなんとか生きてく/こだま「夫のちんぽが入らない」感想文

正直、読み終えた今もこのタイトルには抵抗感があります。タイトルのインパクト勝負じゃないのか、あえて過激なタイトルにすることで目を引こうとしたんじゃないのか、このタイトルを見たときの自分がそう思わなかったのかと問われれば、否定はできません。それでも特設サイトで冒頭文を目にして「ああこれは読まなければ」と思い手に取った、そういう感じの感想文です。

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

 

著者である「こだま」さんは、”あそこ人口より熊のほうが多いんでしょ”と言われるほどの田舎から大学進学で街に出てきて、同じアパートに住む男性と出会いあっという間に付き合うことになります。こう書くと、田舎から出てきた女子大生が恋人と結婚し就職して経験した様々な出来事を綴る生き様エッセイのように見えますが、実際は様々な「行き止まり」にぶち当たり、そのたびに疲れたり諦めかけたり目をそらしたりしながらも、自分の足場をなんとか確保していく物語です。

そしてもっとも強大な「行き止まり」がタイトルであり、その事実が彼女の人生の大きな引っかかりとして横たわっています。

「おかしいな、まったく入っていかない」
「まったく? どういうことですか」
「行き止まりになってる」
 ーP.30より

初めてこだまさんと恋人(のちの夫)が行為に至ろうとした際、こんな会話が交わされます。挿入を試みるも、痛みだけが激しく、入らない。痛み、出血、そしてもたらされる「無能」感。しかも後に「夫以外のものなら、入る」という事実が判明し、そのことがさらなる苦悩を加速させる。

このこと以外にも様々な「行き止まり」が彼女の前に立ちはだかります。なりたくて教職に就いたはずだったのに、学校に行くのがつらく精神を病んでしまう。荒れる生徒に向き合えず、そのことを夫にも打ち明けられない。退職し、無職を経て臨時講師として働き始めても病のため療養せざるを得なくなる。ならばと子供をつくり産もうとしても、うまくいかない。

他の人が「ふつう」にやれていることができず、彼らがいう「ふつう」の道を進もうとすると行き止まりになっていて、どうしても先へ進めない、という事実が次々と現れて、彼女の望みを奪っていきます。でも、それでもわたしたちは死なない限り、どうにかして生きていかなければいけません。だって、簡単には死ねないんだから。

わたしたちは大なり小なり、こんな行き止まりにぶち当たって、そのたびにガッカリしたり自信を失ったり、また奮い立たせて歩みを進めようとします。こだまさんも同じように、他の人に比べたらかなりハードモードにも思える人生に、「立ち向かう」というほど暑苦しくもなく、どこにつながっているかイマイチよくわからない長い道のりをただ淡々と歩いているように見えます。そうして歩くこだまさんの隣には、夫や、病や、時間という”救い”が寄り添っていて、それはとても静かで穏やかな空気をもたらしてくれているようにも見えます。

ちんぽが入らない人と交際して二十年が経つ。もうセックスをしなくていい。ちんぽが入るか入らないか、こだわらなくていい。子供を産もうとしなくていい。誰とも比べなくていい。張り合わなくていい。自分の好きなように生きていい。私たちには私たちの夫婦のかたちがある。少しずつだけれど、まだ迷うこともあるけれど、長いあいだ囚われていた考えから解放されるようになった。
 ーP.193より

この200ページ前後の書籍一冊で、彼女の人生20年を理解できるはずはありません。でも、ああ、ここにも自分と同じように行き止まりにぶち当たり、そのたびに首をかしげたり、汗をかいたり、ため息をついたりして、なんとか進もうとしている人がいる。その事実だけで、わたしはとても救われるな、と思いました。

自分自身の話をすると、結婚をして失敗をして、両親からそのことを嘆かれ、ときに酒の肴として笑いのタネにされたり、友人に再婚を催促され、たいして親しくもない子持ち女性に延々と出産を焦らされる説教をされたこともありました。同情されても気を使われても、腫れ物のように扱われても、どう扱われても、居心地が悪いことに変わりはありません。わたしだって、こんな「お荷物」になりたくなかった。ときに「あなたのためを思って」と、強い言葉で叱咤激励されるときがあります。彼女の言葉はきっと善意からなのでしょうし、言われるたび、わたしだって分かってる、そうできればどれだけよかったか、できていないことに誰よりも絶望しているのは、わたし自身なのに、そう思いながらもその場を笑顔で切り抜け、ひとり泣くこともありました。
そうして何度も何度も尖った石をぶつけられてできた傷は、ぶ厚いかさぶたを鎧のように固くして、わたしを守ってくれるようになり、めそめそと泣くことも減りました。それでもふいにこうして、自分と同じように尖った石をぶつけられた人の物語に触れたとき、心の奥をつかまれたような気持ちになって、涙がこぼれる瞬間があります。ただそれは同情でも憐憫でも、自己陶酔の涙でもなく、「そっちもそっちで大変だけれど、お互いなんとかやっていこうね」という親愛の涙なのだと思います。

それでもやはり、このタイトルを両手放しで褒める気持ちにはどうしてもなれないし、茶化しておもしろがれる感じでもありません。わたしはわたしで何かが入らず、行き止まりになってしまっている人間で、面白がっている人たちをどこかで「向こう側の人」として、距離を感じてしまうせいなのかもしれません。そういう気持ちを自覚させてくれたことと、それでもこのタイトルを選んだこだまさんのバランス感覚とユーモアに敬意を表しつつ、この感想文を締めくくりたいと思います。

試し読みはこちらからどうぞ。

www.fusosha.co.jp

今日はそんな感じです。
チャオ!

2017年第2週の日記

2017年第2週の日記です。

お正月休みが明けて仕事始めですが、早々に三連休があり、なんとなくぼんやりした一週間でした。夜中に咳が出たりやや風邪の気配がずっとあって押し込めながら過ごしたので、早く回復したいです。

新しい日記スタイルに自分でもまだ馴染んでいないのですが、大好きなジュリー下戸さんから「ドッヒャー!」をいただいたので、このまま続けてみようと思います!

20170109

看病DAYその2。病人はよく寝てよく汗をかいて、やや食欲があるようだったので、豚汁。生姜とネギをどっさり、あとは蓮根と大根を多めに入れて、具だくさんにしたものを作ったのですが、豚肉の脂がきつかったようで少し残したので心配性がマッハ。
あれこれ世話を焼いて、お昼過ぎに薬局やらコンビニへ出かけたのですが、昨夜の雨が空気をすっきりとさせてくれていて、歩いていてよい気分でした。買い物袋を下げたまま、少し遠回りをして帰宅。冬晴れの空は青く澄んでいて、きれいでした。夜はもう少し食欲が出てきたようなので、豚汁の残りにニラと卵、うどんを足したものを出したら無事に完食。よかったー。早く元気になるといいな。

風邪の引きはじめや喉が痛いときに作る飲み物があるので、メモ。コンビニにあるもので作れます。

  • 生姜 小さじ1程度
  • はちみつ(甘さはお好みで)
  • 紅茶のティーバッグ

温かい紅茶にすりおろし生姜とはちみつを入れて、よくかきませるだけです。生姜はチューブのものでも大丈夫ですが、余裕があればおろし金ですりおろしたほうが香りが立つので、お好みで。

20171010

三連休明け、3月並みの暖かい日で、ランチで外に出たときに空気がふわっとしていてよい気持ちでした。普段は接点のない部署の人と、同じチームの人とのランチを設定したのですが、「忙しいと思われているのか、あまり他部署の人から誘われないんですが、昼の1時間すら惜しいなんてことは、そうそうないんですよ!」と前のめりでおっしゃるので、思わず笑ってしまった。また設定しようと思います。

お互いのキャリアや今やっていること、なんとなく不安に思っていることを共有して、くだけた感じになったので、ひとまず目的は達成。この人は今までこんなことをしてきて、ここではこんなことをしたいんだな、というのが分かると、ちょっとしたことを相談しやすくなるので、これを機にいろんなことがうまく回るようになるといいな。

20170111

晴れて寒い日。風が冷たかった!取りかかっていることの骨子が見えてきて、ぐんぐん前に進んでいる手応えがあり、がんばるぞーと腕まくりをしています。

自分が思っていること、不安を始めとしたネガティブな感情の存在、というのを、どこまで正直に相手に伝えるかって、むつかしいですね。まずは「どうしたら自分が心地よくいられるか?」を考えて、そのために何をどうやって伝えるか、自分はそれがどうなったら解決と感じるのか、を1つ1つ、紐を解くように分解し、分析し、それがなるべく正しく伝わるよう、丁寧に言葉を探すのが「誠実」ってやつなのかもしれないな、と思った日でした。

20170112

晴れて寒い日。冬らしい気候でした。
議論して時間を区切り、作業してアウトプットを持ち寄り、それをもとにまた議論、の繰り返しは短距離走的で、集中力が引き出されやすいので好きだな、と思います。たまに息切れもしますが、無期限にやるよりはるかに性に合っている気がしました。

怒涛の資料作成作業が始まり、モリモリと進めるつもりでしたが、帰りに先輩たちに引っ張られて飲み会へ。エネルギッシュな女性たちのパワーはすごい……。わたしもがんばろうと思いながら終電で帰途へ。

20170113

待ちに待った週末です。寒く、いいお天気の日でした。予定していたランチが流れたので時間が自由になり、かなり快適に仕事を進めることができたので気分がよかった。資料レビューも無事終わり、「思った以上に完璧です」とお褒めの言葉をいただいたので心も軽い。いま預かっているチームの子たちの顔も明るく、気持ちよく週末に入れた日でした。

帰り、気になっていたパン屋さんに寄って明日の朝食用のパンを買い、待ち合わせて外食。仕事を頑張った一週間の終わりに飲むビールはおいしい……としみじみしました。

20170114

やや寝坊をしましたが、冷蔵庫のありもので簡単なスープと、昨日買ってきたパンで遅い朝食。今日は餃子を作ろう!と思っていたのですが、疲れもあったのか昼寝をしてしまい、起きたら夕方。潔く諦めて、外食で餃子にありついたのでした。おいしかった!

「なんだかスカッとする映画が観たいね」という話になったので、スカッとするかわからないけど、わたしが好きなバカバカしい映画であるところの「真夜中の弥次さん喜多さん」を借りてきて視聴。酔いもあり途中で寝てしまったのですが、やっぱりおもしろい〜。わたしは「ちょっとアホっぽい役を演じる長瀬智也」が好きなんだな、と自認しました。

真夜中の弥次さん喜多さん Blu-ray スペシャル・エディション

真夜中の弥次さん喜多さん Blu-ray スペシャル・エディション

 

音楽がZAZEN BOYSというのも良いです!

20170115

明け方に咳がひどく、あまり眠れずにいたのですがなんとか10時過ぎに起床。ベッドの中で安住紳一郎の日曜天国を聴き始め、大学入試シーズンなので毎年恒例・安住さんの推薦入学組への恨み節が炸裂していて、ああ時期だな、と思っていたら、なんとトークが長引いたせいでエンディングが放送時間に入り切らずブツ切れで終わる、という大事件が起こり、思わず興奮してしまいました。 

過去のトークはこちらから。

2016.01.17「中二病を引きずりながらまもなく更年期のおじさんの気持ち」 

安住紳一郎の日曜天国 | TBSラジオクラウド

miyearnzzlabo.com

ああ面白かった。その後、なんだかんだでまた昼寝をしてしまい、夕方に家を出て喫茶店へ。1時間少しかけて原稿を書き、夕食へ。解放感から飲みすぎましたが、楽しかった。穏やかな週末でした。

 

1月の第2週は、そんな感じでした。それでは!

2017年第1週の日記

日々の記録をつけるのは楽しいので、2017年も続けてみようと思っています。

が、今年は毎日ではなく、週単位で1週間分を更新する予定です。毎日の日記を個別記事にするのは記事数ばかりが増えて一覧性が低くなってしまい、ちょっといまいちだなと思ったのと、2017年は1月1日が月曜で、なんとなくキリがよいような気がしたので……。これを何年も続けたら、どんな景色が見えるようになるのか楽しみ。継続は力なりだ!

ということで2017年第1週の日記です。

20170101

元旦。この日は前日31日の夜からカウントダウンイベントへ出かけたので、大晦日とシームレスな感じです。概略としてはハチャメチャに楽しくて、夢みたいな年越しでした!なのでこの日だけ異様に長くなりますが、ご了承ください。

時系列でいきます、大晦日の夜から新宿へ繰り出し、新宿「めだか」で2016年最後の夕食。ビール100円!「年内最後なのに居酒屋でいいの?」と聞かれたけれど、2016年は「謎の激安チェーン店」と言われるアルプス系列のお店をめぐる旅を始めたため、締めくくりにはむしろ最適と思えました。ほどよく酔ったところで新宿ロフトへ、大森靖子さんとMaison book gir(以下ブクガ)のツーマンでカウントダウン。 

TOKYO BLACK HOLE

TOKYO BLACK HOLE

 

 

bath room

bath room

 

 ブクガは音源で聴いてカッコいいな〜とは思っていたものの、パフォーマンスにはあまり期待していなかったのですが、むしろライブが良かった!飛んだり跳ねたり煽ったり、むちゃくちゃに可愛くて、輝いていて、最高でした。ブクガが予想外に良かったのでテンションがぶち上がってしまい、お酒をガンガン追加した状態で待望の大森靖子さん。年の最後だしバンド編成でキレッキレの演奏がシャープで「うおお音楽最高」と号泣しながら終演まで。「音楽は魔法ではない」と歌ってきた人が「2017年は音楽で魔法が使えることを証明します」と宣言した瞬間の神々しさったらなかったですね。11月、大森靖子さんのライブを初めてみたツアーファイナルのときと並ぶくらいエモくなったライブでした。後から聞いたら「ずっと一緒に歌ってたよ」とのことで大変恥ずかしかったですが、そのくらい最 to the 高だった。

その後いったんロフトを出て、深夜の歌舞伎町へ。どうする?初詣行く?もうちょっと飲む?とウロウロした結果カラオケボックスへ飛び込み、大森靖子さん縛りのカラオケで大はしゃぎして、ふたたび新宿ロフトへ帰還。NATURE DANGER GANG(NDG)のラストライブ。深夜だしNDGはモッシュがすごいのでちょっと怖いな〜やめとこうかな〜と日和っていたのですが、酔いの勢いを借りて行ったところ、大変に大変に良かった。あんな奇祭、めったにないし、もう見られないのかと思うとたまらなく寂しい気持ちですが、当日はもうブルンブルンのグッチャグチャのドロッドロになりながら朝まで踊って、知らない人と肩を組んで汗だくになって、発泡スチロールに鏡板を貼ったミラーボールのかけらをもらって、最高にキラキラしたエンディングを迎えました。

朝焼けにもまだ早い5時、汗に濡れた洋服に震えながら歌舞伎町を後にして終夜営業の電車で帰宅、ブルブル震えながらシャワーを浴びて「疲れたね〜でも楽しかったね〜〜」と笑って就寝。

ぐっすり眠って起きたらすでに午後を回っていたので、あわてて初詣へ。すこぶるよい天気で、空気はとても暖かく、街は穏やかにしんとしていて、しみじみと平和な日。そんな中、恋人と手をつないで初詣に向かっている、という事実だけでめちゃくちゃに最高のお正月だな……と思いました。初詣は大行列だったので、お参りはスキップ。境内の屋台でビールと焼きそばとたこ焼きと、あとなんか食べたような気がするけどまあいいや、おみくじは恋人とわたしが引いたのがまったく同じ番号、すなわち同じ運勢で「こんなの初めて見た!」とたいそう笑ったのと、あと出店の射的もやりまして、全っ然当たらなかった。というか「的に当たっても台から落ちなければノーカン」というルールがハードすぎて、他の人たちもみんな賞品がもらえていなかった。あんなんインチキだろ、と笑って、でも楽しかったので、よいと思います。

晩ごはんは近所で気楽に済ませて、わたしが好きなDVDを借りて帰り、途中まで観ていたら眠くなってしまったので、そのまま二度目の就寝。おせちもお雑煮もロマンティックのかけらもないけど、個人的には最高に理想の元旦でした。来年は簡単なおせちくらいあるといいね。

20170102

新年二日目。午後から友達と鬼怒川温泉へ。いったん自宅へ帰ってから出かけたのでだいぶ慌ただしかったのですが、特急電車で車窓の景色を眺め本を読み少し眠り、インターネットを満喫して駅に降り立ったら先に着いていた友達が改札前で手を振っていてくれて、その光景がとても嬉しくて、最高でした。駆け寄って合流し「今年もよろしくおねがいします〜!」とみんなでワイワイ挨拶をして、いったん宿へ。

荷物を置いてお風呂、近所の居酒屋(ほぼ実家、なにこれ法事?みたいなお店でくつろげました)で晩ごはん、コンビニ経由で宿に戻って、酒盛りから定番のカジュアルトーク。……のはずでしたが、わたしが前日の遊びすぎにより早々に酔って撃沈。敷かれた布団に辿り着く前に畳で寝ていたらしく(というかそもそもわたしの部屋は隣室だった)、友達が布団の近くまで引きずってくれたものの断念したそうで、未明に目が覚めたときには布団がかけられており、友達の寝息だけが聞こえるというなんとも惜しい状況でした。もっとみんなとしゃべりたかった〜〜無念〜〜〜。

しかし温泉旅行の部屋飲みで、まさか日本酒の一升瓶が出てくると思わなかった……。
伯楽星、おいしかったです。(朝には一升瓶が空になっていたので思わず「マジかよ」って言いました)

20170103

起きたらビックリするくらい空がきれいで、山に照りつける朝日が目にまぶしかった朝。チェックアウト後は駅前をぶらぶらして、とりあえず立ち寄り湯に行きたいねと言いながら変な朝ごはんを食べ、鬼怒川公園駅の岩風呂へ。ここは町営で地元の人もよく利用するそうで、「あんた最近見かけなかったから死んだかと思ったわよ」「死に損なったのよアハハ!」というローカルマダムたちの会話などが交わされており、大変良いです。そしてお湯も良いですが、景色もとても良い。大浴場でよくあたたまってから露天風呂に移動して、山々を眺めながらお湯につかり、ロビーで友達と合流。テレビでは駅伝中継が流れていて、ああ日本のお正月だ、という感じでした。

駅へ戻ってお土産屋を冷やかしたあとは「日光江戸村」へ。「フーン名前は聞いたことあるな、にゃんまげとかいうのがいるんでしょ?」程度の認識でしたが、バスが場内に乗り込んだ瞬間、めちゃくちゃに敷地が広そうなことに気付いてしまい、突如テンションがぶち上がる。

日光江戸村の面白さは係員の人が全員かつら装着、それぞれ「町人」や「岡っ引き」などの設定があって、常に「演じている」状態なところ。こんにちは、と話しかけると「妙な格好をしておるな」「その手に持った板(スマホのこと)はなんじゃ?」などロールプレイで会話してくれるので、世界観に入り込めて、面白かった。どうやら本職の俳優さんもいるようで、やたら発声がよくシブいおじさんがいたりして、すごく楽しかったです。あと馬がいて、かっこよかった。

帰りの電車はみんなぐっすり眠っていて、子供みたいでかわいかったですね。
駅で解散。楽しかったです!

20170104

本当はこの日から仕事始めでしたが、有休を取っていたのでゆっくりお休み。たくさん眠って、旅行の後始末や部屋の掃除、猫と遊びまくって本を読んだら、あっという間に夜でした。

古谷実ヒメアノ〜ル」を読了して、ややダウナーな気分に。

 

 ラブコメな部分とゾッとするサイコサスペンスな部分の切り替えがすごい。寝ようかと思っていたら地震があって、強くはないものの長い揺れで不安になり、少しだけのつもりが長電話をして就寝。

20170105

仕事始め。いいお天気でしたが風の強い、寒い日でした。
思考回路のギアが変わってないうちから会議、勉強会、また会議で議論、久しぶりに数字をいじくる仕事をして、脳みそがカッスカスになったところでタイミングよく終業。新しいチームで飲みに出かけました。

大人なのである一定距離までは誰とでも話せますがそれでも緊張はするもので、なかなかストレスです。とはいえ新しいチームにはスッと入れた気がしたので、とてもうれしい。最近生まれたというお子さんの写真を見せてもらって、幸せをおすそ分けしてもらいました!

20170106

風の冷たい寒い日。以前、お世話になった人と近況報告ランチに行って、いま一緒に働いている仲間も紹介して、とても有意義な話ができた約1時間。「今日は時間の無駄だった」と思われたくない!という相手との時間は震えるほど緊張しますが、楽しいものでした。わたしもがんばるぞ。

20170107

東京に帰ってくる人を羽田空港までお迎えに行きました。前に来たのはいつだったか記憶にないレベルだったので、早めに着いて展望デッキから飛行機を眺めたり空港内を散歩したりして、楽しかった。羽田空港、住めるな……と思いました。帰りは品川の「豆狸」でお土産のいなり寿司を買って歌舞伎町へ。予想外のほぼ満席で、今回もご来店ありがとうございました!

20170108

風邪ひきな人の看病DAYその1。朝、コンビニまで出かけて卵を手に入れ、冷蔵庫にあった生姜とネギをどっさり入れた卵粥を作りました。二食目の卵粥には焼き海苔とごま油を足して味を少し変えてみたら好評だったので、良かった。夜は飲み会で、久しぶりの人からの良い知らせや、ワクワクするような話が聞けて楽しかった。みんな前を向いて進んでいて、かっこよかったです!

 

1月の第1週は、そんな感じでした。それでは!

20161231

よく晴れた大晦日でした。

午前中から洗濯と大掃除の仕上げ、仕上げといっても水回りの掃除と床の水拭きくらいですが、まあこんなものでしょう、という感じです。今年はおせちを作らないと決意したので、だいぶ気が楽。

宅配便の再配達を午前中に頼んだはずが14時を回っても届かず、この年の瀬にあちこち走り回っているであろうドライバーみなさんのご苦労に思いを馳せました。買ったものを家まで届けてもらえるおかげでわたしがこうして家事を済ませられるわけで、ありがたいですね。無事に荷物は受け取れました。

ということで今日はこのあと年越しそばを食べ、大森靖子さんのカウントダウンライブへ向かい、そのまま初詣の予定なので、先んじて日記を更新。本年の日記はこれで終わりです。サボってまとめて書いた日もありましたが、毎日続けられてよかった。他愛もない日記を読んでコメントをしてくれたみなさま、本当にありがとうございました。今年もなんとか、生き延びることができました。

 

今年はどんな年でしたか?良いことも悪いことも、それらすべてがあなたの物語であり、それをわたしはいつでも読みたいと思っています。

あなたの物語を聞かせて - インターネットの備忘録

それではまた来年!良いお年を!

なんだかんだで、笑って生きてる

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2016年も終わりですね。みなさま、どんな大晦日をお過ごしですか。

今年はなんだか波乱万丈で、あっという間に1年が終わった気がします。公私共に変化が大きく、あれよあれよと年末になってしまった……。2015年ほど意欲的に寄稿や書く活動ができなくて、本来の生活をどう安定させるかばかりを考えていた気がします。

1年前の今日はこんなことを書いていたようです。暗いね。

hase0831.hatenablog.jp

今年はなにしろ、前半と後半とでガラッと自分の生活の優先順位が変わった年で、変化が大きい1年でした。詳細は割愛するとして、前半はなんといっても、今まで触れてこなかったジャンル「アダルトコンテンツ」への接近が大きかった気がします。

hase0831.hatenablog.jp

kai-you.net

hase0831.hatenablog.jp

正確にいうとAV全般というよりは「ハマジム」「平野勝之監督」でしょうか。

ハマジム」は有名AV監督「カンパニー松尾」氏が率いるアダルトビデオメーカーで、独自路線の作品を作り続けているところです。アダルトビデオメーカーながら劇場版を多く公開しているのが面白く、また個性的な監督が多いので、ずっと興味があったところへ映画レビューやインタビューのお話をいただくことができて、個人的には大きな喜びでした。

平野勝之監督」は映画監督でありながらAVも撮られる方で、庵野秀明さんプロデュースで公開された「監督失格」で知られます。矢野顕子さんのテーマソングが印象的。


『監督失格』予告編

監督失格 Blu-ray(特典DVD付2枚組)

監督失格 Blu-ray(特典DVD付2枚組)

 

 その平野勝之監督の復帰作「青春100キロ」(諸般の事情により現在鑑賞することは難しいのですが)、その作品のヒットにわずかながらでも貢献できて、監督ご本人から何度も御礼を言っていただけた、というのは本当に嬉しかった。おかげで現在も監督とは交流があり、節目節目でよくしていただいて、感謝しきりです。好きなものを好きだと書いて、それが(賛否両論あれども)広く届いて、ヒットの助けになった、というのは初めての経験でした。

 

あと個人的には、このブログの記事が1000を超えたのも感慨深かったです。

とはいえ今年に入ってから毎日1記事ずつ、日記を書いているので、そこで一気に記事数が増えた、というのもあるのですが……。

hase0831.hatenablog.jp

だとしても、8年、もうすぐ9年もブログを書き続けていたら、夢が叶って、それまでの生活では絶対に出会えないような人たちと知り合えて、声をかけてもらったり慕ってもらったりすることができたのは、このブログのおかげだと思っています。

ちなみに2016年、数日まとめることはあれども毎日の記録として日記を付けてみたのはすごくよかった。後から振り返ることができるのもよかったし、日々って似たような感じで過ぎていくようで、そうでもなかったんだな、と思えました。とはいえ毎日の記録も同じブログにまとめてしまうと一覧性に欠けてしまうので、来年以降はどうするか検討中。でも、何かの形で続けたいな。

 

そんな感じで、2016年も「ブログにためになることなんて書かなくていい」のスタンスは保ちつつ、それでも誰かの何かの役に立ったらいいな、という淡い期待を叶えてもらえた、素晴らしい1年となりました。年明けて春先くらいまでは精神的に辛い時期が続いていて、毎日あまり眠れなかったりガクッと痩せちゃったりしたのですが、なんだかんだで最近は毎日ニコニコ笑って過ごせているし、日々、楽しく生きられています。そばにいてくれる人のおかげですね。ありがとう。

人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」

ヴィヨンの妻 より

ということで、2016年もありがとうございました!来年もどうぞよろしく、読んでくださっている方、そうでない方、みなさまの2017年が素晴らしい1年となりますように、心からお祈り申し上げます。どうぞ、よい新年をお迎えください。

今日はそんな感じです。

チャオ!

 

20161230

えっもう30日?!マジで!と思った日。よいお天気でしたね。

冷蔵庫の残りもの、冷凍しておいた鯛の切り身とブロッコリー、使いかけのアンチョビと玉ねぎでスープパスタをこしらえて、お昼ごはんにしました。にんにくとアンチョビで味付けすると、だいたいなんとかなるのがすごい。しかしながら、使ったパスタが先日の残りのカッペリーニだったので、なんというか「イタリアンにゅうめん」のような感じでした……。おいしくできたので、まあよいと思います。

夜は実家へ帰って両親と夕食を。年始に旅行の予定があるため実家に帰らないので、前倒しで年末年始の挨拶をしてきました。こういう自分のスタンスを親不孝だなと思うときもありましたが、このくらいの距離感がちょうどいいのかもしれない、と今は思っています。

いま住んでいる都内の自宅からは1時間程度で着く距離なのですが、それでも実家の近所から空を見上げると大きくオリオン座が見えて、きれいでした。寒いせいもあったかな。いろいろありますが、元気で過ごしていてほしいです。

それでは。