朝から慌ただしく家事などを片付け、実家へ。
顔を見に行くだけで何の用があるわけでもないので、ポロッと時間をもてあますこともあるのですが、そういうときは両親の本棚の本を拾い読みします。
今日は、これを見つけました。
本当にかっこいい本でした。
興奮しながら読んでいたら、父がそれに気付いて寄ってきて、一緒に並んでページをめくり、父が飛行機雲で描かれた五輪のマークを空に見たときの話などをしてくれました。どうやら伯父が水球?の試合を観に行ったようで、そのときのチケットが本に挟んであり、そのデザインの美しさにも驚きました。
さらに父は市川崑監督の「東京オリンピック」を観に行ったそうで、そのときのチケットも、映画のプログラムに挟んでありました。スタッフ一覧の「脚本」に谷川俊太郎さんのお名前を見つけてびっくり。知りませんでした。
上が映画のチケット、下が試合のチケット。デザインがちゃんとリンクしてるんですね。映画の鑑賞料金が250円、映画のプログラムは100円でした。
一時期、両親と絶縁状態にあって、とてもつらいときがありました。そのときのことを思い出すと、今こうして戻れて、本当によかった、と思います。意地を張ったせいでできてしまったその空白期間を、少しでも埋められるといいな。
明日はとっても楽しみにしていた約束があります。ワクワクしすぎて、ちゃんと眠れるか心配。よき週末をお過ごしくださいね。
それでは。