あけましておめでとうございます。絶対に諦めない2014と題した昨年を終え、2015年はまあ「ゆるく」生きるというのをやってみようかなと思います。もうちょっと良く言い換えると「バランスよく生きる」みたいな感じです。
2014年は合計95本のエントリを書きまして、過去と比較してみると、そんなに文章を書けなかった年だった。過去こんな感じ。
- 2013年 …139本
- 2012年 …132本
- 2011年 …108本
- 2010年 …62本
- 2009年 …86本
- 2008年 …118本
2009年、2010年は激務で身体壊したりしたせいもあるし、昨年は連載も始まったしまあこんなものなのかな。で、こうやって見てみると、「ブログ書けてる年と書けてない年の比較」ができるようになって面白いなと思います。
「ルーティンを作る」ことのメリット
文章を書くことをルーティン化する、というのがまだうまくできていなくて、書く時間を取るだけじゃなくてネタの仕入れとか書きたい衝動みたいなののコントロールができてないんですが、とはいえ、ひとまず「決まった時間にキーボードに向かう」みたいな習慣を作りました。仕事以外でね。
で、その状態でスッと入れれば「あ、今日は調子がいいな」ってわかるし、何か詰まってるときは、どこかにその原因があるんですよね。仕事で気にかかってることがあるとか、あんまりインプットできてなかったとか、単に二日酔いで調子悪いとか。
そういう、「定点観測するポイント」が作れたのは面白いなと思いました。
作業を儀式化する
ルーティンについて考えていたときに、自分自身、「何かを始めるときに必ずやること」がけっこう多いなと気付きました。例えば朝起きてからの儀式を例にあげると、
- 朝起きたらまず窓を開ける
- 窓を開けて換気している間にやかんでお湯を沸かす
- お湯が沸くまでの間に猫のお皿を洗って餌とお水を用意する
- お湯が沸いたらコーヒーフィルターをセットしてお湯を垂らし蒸らす
- 蒸らし〜ドリップしながら軽くストレッチをする
- コーヒーを飲んだら窓を閉めてお弁当の用意と出かける支度に入る
多いな!!!
でもこんな感じで「朝、仕事に行くまでの儀式」みたいなのを毎朝やっているんですけど、どこかの工程をすっ飛ばすときもあって、そういうときはだいたいどこかに不調があるんですよね。
予定の時間に起きられなくて寝坊したなら身体が疲れていたり、精神的に「仕事行きたくない…」と思うようなことがあるんだろうし、「今朝はコーヒーいらない」と思う日はもしかしたら胃の具合がよくなかったり刺激の強いものを受け入れられない状態だったりするわけです。
自分のことって意外と把握できていないことが多くて、いつもどおりのペースを保って無理しすぎたりするので、そのアラートをどうやって拾うか、でいうと、こういう儀式を作っておくのはいいんじゃないかなーと思いました。
「儀式」は「ムードオルガン」みたいなもの
好きなSF小説に「ムードオルガン」という機械が出てくるんですが、いわゆる「感情調整マシーン」で、チャンネルを調整すると自分の好きなように感情をコントロールできるというやつ。「ムードオルガン」について詳しくはググるか小説読むかしてください。有名作ですし読んで損はないよ。
- 作者: フィリップ・K・ディック,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
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で、「儀式」ってこの「ムードオルガン」みたいなもので、 自分の感情やムードをセットするのにけっこう有効なんじゃないかなと思うし、逆に「この儀式をやるときはこういうムード」って思いながら行動することで、つられて気分まで変わる、みたいなのも、実際あるんじゃないかなと思います。他にもファッションやお化粧、髪型のセットでもこの効果は得られそうな気がします。香水もそうかな。
そんなふうに自分のコントロール方法をたくさん見つけておくと、いろいろ生きやすくなるんじゃないかな〜と思った新年なのでした。そう思うと、お正月におせち料理を食べたり初詣に行くのも、今となっては「ああ新しい年が来たんだな」と実感するための儀式なのかもしれませんね。
奇しくもひつじ年最初のエントリで紹介した小説のタイトルに「羊」が入ってたので、ちょっとドヤァってなってます。2015年もどうぞよろしくお願いいたします!
今日はそんな感じです。
チャオ!
☆そういえば1月12日に「ゆるい」イベントやるので、お暇ならきてくださいね