先週のイベント以降、推敲なし書いて即記事投稿をやってみる人が散見されて、あれは意見の裏打ちをしたり整合性とったりしないで記事を量産するためのテクニックであって、文章がうまくなるためのテクニックじゃないよなーって思ってたのですが、色んなひとがブログ書けば楽しいのにって思ってるので「とりあえず書いてみよう!」と思う人が増えたのはとっても嬉しいことです。
3月からこっちなるべく毎日記事を書こうと思ってがんばってきて、がんばっただけPVも上がってきている矢先に、急に忙しくなってきて文章を書くのがお留守になってしまいました。
某氏にならってわたしもなるべく効率よく記事を書けるようになりたいなーって反省しているので、早く、かつ、読んだ人が「何言ってんだコイツ」になることをなるべく避けて、意味の通る文章を書くためのTipsを備忘しておきます。
起承転結
- 起=物事に対して思ったこと
- 承=そのことに対する自分の解釈
- 転=「承」で考えたことの深堀り
- 結=「承転」を踏まえ「起」を補強する結論
▽こっちも参考に
アメリカの高校では「5段落エッセイ(Five-Paragraph Essay)」という小論文のテンプレート(型)を教える。TOEFLのライティング(Independent-essay)の解法でもあるので、留学を考えたことがあれば聞いたことはあるだろう。
序論(Introduction)→本論(Body 1,2,3)→結論(Conclusion)という文章構造が、本論=「パティ」を序論と結論=「バンズ」で挟み込むように思えることから、「バーガーエッセイ(burger essay)」とも呼ばれる。
文章なんて「起承転結」で書けばいいhttp://ascii.jp/elem/000/000/750/750917/
PREP法
- POINT=結論
- REASON=理由
- EXAMPLE=具体例
- POINT=結論を繰り返す
それぞれの頭をとって「P・R・E・P」
「起承転結」「PREP」ともに先にこの4つに分けて小見出しみたいなのを考えて、それに沿って本文をバーっと書くと、「結論はどこだ」「その意見はどっから出てきたんだ」みたいな行方不明事件になりにくい。
説得の三類型
良い文章を書くのとはちょっとズレるのかもしれないのですが……。
- 功利的説得=一番ポピュラー。メリット・デメリットを提示して「メリット」を強調
- 規律的説得=モラルとか決まりを引っ張ってきて言いたいことを補強する
- 情緒的説得=感情に訴える。「すごい」「すばらしい」「感動する」
何かの商品を紹介したいとか良さを伝えたいときには、この3つの視点で言いたいことを整理してみるといいかも。この3つはどれか1つだけではなく、なるべく3つ揃ってるほうが望ましい、だそうです。
文章書くのって仕事でレポート書いたり企画書作ったりするのにも必要で、整合性のとれた文章が早く書けるとアウトプットをたくさん出せるようになって、仕事のスピードが結果上がるんですよね。もっと早く勉強しとけばよかった…。
- 作者: 沖森卓也,半沢幹一
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↑ちょっと前にたまたま本屋さんで見つけて買ったんですが、日本語表現についての解説が分かりやすいのと、ワークブック(書き込みできるやつ)がついてて良かったです。
復習しなきゃー!