友人の映画製作を手伝ったり猛烈に好きな音楽に出会ったり、楽しくもめまぐるしい日々ですが皆様いかがお過ごしですか。
かなりアツいと思ってるこのイベントに夫婦ともども行く予定です。明日ヒマだな〜って人は現地でボクと握手。
SHIN-JUKE CRZKNY×Satanicpornocultshop double release party!!!http://dubliminalbounce.com/?p=431
モーレツプレゼンターこと@dubstronica氏の熱烈プレゼンによりわたしもまんまとJukeにハマっているのですが、その中でも特に好きなのがこの曲。
▽無料でフル試聴できます
year-end tax adjustment Beat by PICNIC WOMEN | 160OR80
▽こちらのアルバムに収録
- アーティスト: Various artists
- 出版社/メーカー: Thailandbookstore
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: MP3 ダウンロード
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iPhoneの1曲リピート設定をして四六時中聴いてる。
特に飲み会帰りに電車の中で聴いているだけで涙が出てきそうなほど好きなのですが、この曲を聴いていると思い出すのがタイトルの台詞。
話すことで、僕はスターとなった。1つ、学んだ。暗く反省しても誰もついて来ない。誰も、判断なんかできないのだ。こんな高校に、バリケード封鎖を思想的に判断できるものはいない。だから、楽しんでいる奴が勝ちなのだ。退学にびびっていても、元気に、笑いながら、バリ封がいかに楽しかったかと話してやれば、一般生徒は安心する。本当は、誰だってやりたいのだ。だが、それも、半数である。残りは、敵意を増幅させたはずだ。僕が泣きながら許しを乞えばいいと思っている奴らだ。そいつらの憎悪のこもった視線を感じながら、僕は喋り続けた。たとえ、退学になっても、と心の中でそいつらに向かってつぶやいた。たとえ退学になってもオレはお前らにだけは負けないぞ、一生、オレの楽しい笑い声を聞かせてやる……。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08
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- 発売日: 2004/12/21
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映画化もされた村上龍の「69 -sixty nine-」、主人公の台詞です。
−−−
なんかもう浮かれたりバブったりイキってる歌詞はお腹いっぱいな30代。
敗れた夢もあるし諦めた理想もある、でもそれでも好きなものは大切にしたくて、今の生活や環境ともバランスしながら楽しいことも手放したくない。そういうハザマのお年ごろにドンピシャなこの歌詞。
そりゃ わかってる暮らし安心
でもやっぱ欲しい 輝やくワンシーン
またすり減らすライフゲージ
おまえのfavで1UP
キープピークタイム
year-end tax adjustment Beat by PICNIC WOMEN | 160OR80
19〜29まだ続く思春期
でも敵は大人じゃないとうすうす気づく
生きるのが下手でも生き様はネタさほら
あの日あの場所で 自覚が〜
year-end tax adjustment Beat by PICNIC WOMEN | 160OR80
この曲を聴くたびに、自分の本当に好きだったことってなんだろう、やりたかったことってなんだろう、それって大人になることと両立できないことなんだっけ、と思案します。欲しいもの全部手に入れるのってむしろ大人になったからこそできることなんじゃない?と思えて欲張りたくなる。
欲張ろうとして張り切ってそのたびに失敗したり鼻っ柱をベッコリいかれて心折られ「ああやっぱりダメか」とヘコんだりするのですが、そういうときには「おまえのfavで1UP」みたいな感じで友達や見ず知らずの人のコメントがテンションを上げてくれるのも事実。
それって10代・20代のときには、見えなかった景色でした。
そう思うと、恥ずかしながらわたしもまだ思春期が続いていて、みっともないところもダサいところもたくさん残ってはいるものの、でも同時に大人のタフさも少しずつ身につけられていて、だったら全部さらけ出して生きて行くのも面白いんじゃないだろうか、と無駄にポジティブになったりしています。
ここしばらく精神が不安定でちょっとしたことで怒ったり反発したりしていたんですが、なんかそんな心境になりつつあります。他人がクソでもアホでも、どんなにくだらなくてもどうでもよくて、復讐とかも意味は無い。そういう人たちに思い知らせるためには、殴ったり罵倒するんじゃなく、自分が誰よりも楽しそうに、生き生きとして、いつも笑っていることが大事なんじゃないか。
この曲を聴いてたら、(勝手に)そう思えてきたので、これからも自分が好きなモノや大切な人をしっかり見て、嘘のない言葉を丁寧に積み上げて、しっかり「届く」文章を書いていこうと思いました。
まだ追いかけて追いかけて
毎日は今日も過ぎて
でも少しずつ少しずつ
変わって
今日もいつの日かどこかにいる
誰かへと届くように
少し無理をして絞り出して
繰り返してるけど
year-end tax adjustment Beat by PICNIC WOMEN | 160OR80
どうなりたいかというと、つまらない生活が楽しくなればいいとおもっているし、そうとしか歌ったことない気がするけど、どうすれば良いんだ
わたしもどこかにいる誰かがわたしの文章に触れることで発見があったり、つまらないなって思ってる日々に前向きになれるといいなと願いながら、笑われたりバカにされることを恐れずに、無理をしながらでも、いつも楽しくしていたいと思います。
そうやってみんなが少しずつ「つまらない生活を楽しく」するようにしていったら、いろんなことがもっと素敵になるはず。わたしは「自分の生きてきた時間をカッコつけずに書く」ことで、いろんなことを素敵にしていきたいな。
悶々とした日々を過ごしていても、そういう気持ちをちゃんと「今」の言葉で伝えてきてくれる曲に出会えちゃったりするので、ウッカリ死んだりしてられないと思いますよね。
明日が楽しみです!