「非モテの友人の人生設計がマジでパネェ件」−乙女座の憂鬱
http://d.hatena.ne.jp/ones-inch/20100811/1281471690
友人さんの英断に拍手。
今でこそ夫が大好き過ぎて恥ずかしいくらいのわたくしですが
実はお見合いをしたことがあります。
きっかけは、年下の友人に
「女は30歳までに結婚できなきゃヤバイ」
みたいなことを吹き込まれ、彼女に付き合う形を取って
いまでいう「婚活」を始めたことでした。
#結果、結婚は30歳過ぎちゃいましたけど…
当時はそもそも自分が本当に結婚したいのか分からないというか、
いろいろあって、この先誰かを好きになることはもうないだろうし
もう一生ひとりで生きていこうとすら考えていた時期だったので、
とりあえず流されてみようと思っていたこともあり。
挑戦したのは以下
- 合コン
- お見合いパーティ
- お見合い
の3つ。
合コン
周りに片っ端からお願いして、合コンをセッティングしてもらう。
もちろん自分でもセッティングする。めでたく数組カップル誕生。
→自分は飲んで騒いで楽しいだけで、どうにも次に進まない。
そもそも「いいトシして合コンに来るような男性」の社交性は
友人としては楽しいけどヤキモチ妬きの自分には不安要素、という結論に
お見合いパーティ
「女性は参加無料だからさ!」ということで、1度だけ
先述の女友達と参加。仕事に没頭してた時期なので、相手とのフリータイムに
仕事の話をしまくって引かれる。(たぶん年収を探ってると思われたと予想)
→お見合いパーティ自体が
「若い」「顔面偏差値が高い」「スタイルがいい」「スイーツ度が高い」
を備えている女性を頂点としたヒエラルキーが形成されているので
ニッチしか狙えない自分のフィールドとしては不利と判断
お見合い
親の知人の紹介で、いわゆる「あとは若いおふたりで」的なアレ。
両家と世話人で某所に集まり会席→ふたりで数時間過ごし、連絡先交換。
その後、1度だけ会うも決心がつかず話が流れる。
→釣り書きを書いたり、両家ご会食など新鮮な経験だったし、相手の親御さんにも
気に入ってもらえたけど断腸の思いでお断り。もちろん親にも怒られる。
だがしかし、ここでもろもろ自分の中で結論が出て、腹が据わる
今に至る
各所に迷惑をかけ、いろいろなことを試したおかげで、
それまでボンヤリしていた自分の気持ちが整理できました。
- 「結婚はしたい」けど、「誰でもいい」ではないということ
- 自分の「結婚の目的」は「一生添い遂げる誰かを見つける」こと(老後ひとりは寂しい)
- いくら好条件で「幸せにするよ」と言ってくれても自分が「これ」と決めた相手がいいこと
この最初の「そもそも結婚したいんだろうか、わたしは?」と
「結婚したいのは、親の体面や子供が欲しいからという理由なんだろうか?」が
ハッキリ分かったのが大きな一歩で、「子供や養ってくれる人が欲しいわけではなく、
尊敬できて、かつ一緒にいて楽しい人を見つけて、ずっとそばにいたい」
ことが自分で腹落ちした途端、ポロッと夫と出会い、
あっという間に結婚へと至ったわけです。
夫との出会い→付き合い始め→結婚までが早かったのも、
自分の中で目的がハッキリしていて、迷いがなかったから。
なので、このステップがなかったら、夫と出会っていても
「この人だ!」と思えなかったかもしれないです。
で、話がやっと乙女座の憂鬱さんのエントリへ戻りますが、
このご友人は「自分は非モテである」と自覚した上で
「でも結婚はしたい」という決意できていたから、やるべきことがシンプルで、
いいご縁が掴めたんだろうなーと思います。
もしかしたらわたしも「自分が結婚したいのかどうか」が
あやふやなままだったら、今もひとりだったかもしれない。
「結婚できる人/できない人」の違いは、「モテる/モテない」ではなく、
「結婚したい/したくない」の結論と理由がハッキリ出ている人なのかなと思いました。
自分がどうしたいか、が分かっている人ほど目的地への近道を見つけやすい、
というのは、結婚でも仕事でも共通なのかもしれませんね。
では、また。
☆あわせてどうぞ
「結婚の条件」
「夫婦になっていく」