「ぶれない」人たち。
周りに惑わされずに、にこにこ楽しそうにしながら、
わたしはこれだ、ということを続けている人たち。
でも周りにそれを押しつけたりしない人たち。
絶妙のバランス感覚で生きる人たち。
あー、なんてかっこいいんだろう。
自分が働く上でどんな人になりたいかと未だに考えていて、
それってつまりどんな人間になりたいかと切り離せないのではと思ったとき
「人に安心を与えられる人」でありたいと思った。
なぜ親しい人たちが年上年下関わらず、わたしのことを「ママ」と呼ぶか、
そう考えたときに、関わる人たちみんなに安心して頼ってもらえる人でいたい、
とずっと思ってそう接してきたからだと思った。
わたしの中の母親像は、賢くもなく有能でもなく何の才能もないとしても、
ただ明るくてあったかくて優しくて、冷たくしても八つ当たりしても、
不安になって振り返るとニコッて笑い返してくれる人。
そういう意味でも、母親も「ぶれない」人のひとり。
ぶれないで、ひたすら愛情を与えてくれる人。
そういう人に、なっていきたいんだなあ。
ちょっとずつ見えてきた気がします。