インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

道はぜんぶつながってる

寄稿しました!

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ということで、かなり昔のことを思い出しながら書いたコラムが公開されました。

「boar」というクラウド型業務システムを提供されているVelcさまのサイト、「Business Tips」にご掲載いただいたんですが、今回お声掛けいただいて読んでたけどめっちゃ便利。こういうのまとまってると良いですよね。

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コラムでも触れましたが、20代半ば、創業期の会社でバックオフィスのアシスタント、というアルバイト(その後に社員登用)をしていました。ということで、そういうバックオフィス業務の担当をスタートにIT業界に転職してきたのですが、当時はこういうノベルティとかちょっとした福利厚生とかを調べるのに情報源が今ほどなく、四苦八苦した思い出があります。

会社のお茶菓子とかコーヒーを買いに行って、お茶くみっぽいことしたり、社長のスケジュール調整してみたり、なんだかんだで当時覚えたことを今も使って仕事してたりするので、たまにお茶出ししたりすると、なつかしいな〜と思ったりします。来客応対なんかは、当時の社長(元・超大企業出身)にかなり指導してもらいました。「ベンチャーだからこそ、しっかりした来客応対をしないと『しょせんベンチャーだね』ってバカにされる」とのことで、すごく気にしていたようです。なので、来客応対とか電話応対スキルはどの会社に転職しても褒めてもらえるので、本当によかった。

いまはがっつりバックオフィスではないのですが(一部やってるけど)今回のコラムを書くにあたって、いろいろ過去を振り返って、あのときのあの仕事も、あの仕事もぜんぶいい経験で、それぞれで覚えたことがあって、ぜんぶ今も役に立ってるなーと思います。わからないなりに調べたり勉強したことのほうが、強く記憶に残ってるせいかもしれないですね。

 

7月、アホほど忙しくてしんどかったんですが、そのさなかで思っていたのは、「これでまたお仕事貯金が溜まっていくぞ」というシメシメ感で、それって何よっていうと、なんというか、個人的にここ数年は「20代にアホほど働いて覚えたことや作った人脈を活用して働いている」=貯金を切り崩して働いている、ような気がしていたんですよね。

会社員でいる限り、下から20代の優秀な子たちがバンバン入ってきて、彼らは優秀で前向きでアグレッシブで、しかもわたしより肉体が若く、やろうと思えば何時間でも働ける。それを目の当たりにして、これはいかん、これは勝てないぞ、いつかわたしの仕事がなくなる日が来る、しかも、そう遠くないぞ、とずっと思っていたんですが、なんだかんだでこの7月の激務を通じ、自分の得意分野や、若手社員にはない経験を活かした機転みたいなのを発揮して貢献できたので、また少しお仕事貯金ができた感じがしました。若さと引き換えに手に入れたものがあったんだなーというのは、少し、安心材料になったかも。

と同時に、自分が選んできたキャリアを振り返ってみると、最初の会社で感じたITの可能性とか未来とか、面白さとか、もっというと「エンジニアリングってかっこいいー!」という萌えだったり、ドキドキが忘れられなくて、この業界で働こう!と思って転職し、そこでまた新しいことを覚えて、覚えたことを武器にまた転職し、そこで一緒に働いた人から誘われて転職して……みたいに、ぜんぶの出来事がつながってるなと思います。

わたしは一貫して誰かの生活を少しでもハッピーにするような仕事がしたいし、インターネットが好きです。そしてそれの実現に携わるなら、自分はこの領域が一番得意、というのもあるわけで、それはずっと変わってない。途中、会社を変えたり、扱うサービスが変わったり、働き方が変わったり、左右にくねくねして、フラついてるように思ってたんですが、ちゃんと一本の物語があって、ずっと同じ道を歩いていたんだなーという感じです。

自分がどう生きたいか、どんなことをして社会と関わっていきたいか、みたいなところさえ間違えなければ、いつか目標にしてたところへ辿りつけるんじゃないかな、だったらいいな、という気持ちで、明日もまたがんばります。

 

自分の仕事を振り返るよい機会をいただけたので、書かせてもらえて、本当によかった!ぜひぜひ、ご一読ください。

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今日はそんな感じです。

チャオ!