インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

わたしがブログで伝えたいもの

きのうの東京ブロガーミートアップで、コンテンツの作り方には3つポイントがある、という話をしました。

  1. メッセージは何か
  2. それをどう組み立てるか
  3. それをどう表現するか

で、2についてはいわゆる文章術みたいなくくりで言われているようなテクニックがたくさんあって、その中から選べば良い。

3についても、すでにいろんなスタイルがあるので、自分が好ましく感じる単語選びとかを真似するとこから始めれば良い。改行をぜんぜんしないとか、やたらと漢字をひらくとか…。
わたしもマイブームに応じて変わるので、時期によって「ああこの頃はほぼ日が面白いと思ってたな…」みたいなのがあります。


話を戻して。

それでいうとやっぱり一番大事というか、自分自身からしか出てこないのが、「メッセージ」だなと思います。


メッセージといっても愛を伝えるとか正義を説くとかありますけど、ここでわたしが指しているのは、どんな価値を提供するか。
わたしが書いたものを受け取った人に、どんな影響を感じて欲しいか、なのかなーと思います。


ちょっと経緯を説明しますね。

10代の頃は福祉の仕事に興味があって、でも適性とか特性に合わない仕事は無理なのではと思ってデザインの勉強をして、普通に就職したものの、福祉の仕事に憧れてたときに思っていた「わたしがこれをやることで、世界に関われるんだろうか?」というモヤモヤが消えなくて、いわゆるベンチャー企業に流れてゆきました。


ベンチャー企業は多忙を極めましたが、経済誌や新聞に載るような会社で仕事ができることが誇らしくて、少しくらいは世界を変えられているかもしれないという自負もありました。
そのくらい当時は大きなイノベーションだったんですね。


そこから誘われて転職、誘われて転職を繰り返して、自分が面白いと思えること、誰かの役に立てている確信が得られることを求めて働いてきました。


そして身体を壊して、一度クールダウンしよう、最前線からは降りようと思ったものの、やっぱり諦められなくて燻っていたとき、ブログがありました。

ただやみくもに書きたいことを書いてたわけですけれども、それでも「救われた」とか「気が楽になった」と言ってもらえるのは、わたしと同じような葛藤を抱えている「生きづらい人」が思ったよりたくさんいて、彼らはわたしが発しているメッセージを受け取ってくれたんだなーと実感したのです。


なので、きのう本当に言いたかったのは、「そのブログを通じて世界をどう良くするつもりか」を考えませんか、ということでした。



電子書籍でも書いたように、ブログにためになることなんて書かなくていいけれども、わたしはこうして生の自分を晒すことで「それでいいんだよ」「あなただけじゃないんだよ」というメッセージを発信して、受け止ってくれた人が「なーんだ、こんな人もいるなら、わたしも大丈夫なんじゃない?」と思ってくれたらいいな、と思ってます。


外からは見えないだけで、思ったよりみんなダサくて情けなくて、それでも何とかして生きてるから、カッコいいんですよね。

わたしはそういうのを伝えていきたいと思っています。



今日はそんな感じです!
チャオ!