インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

会社員だって自己責任で生きてるよバカ、という話

フリーランス、ノマド、たまに稼ぐプータロー、なんでもいいですが、いわゆる「会社に社員として雇用されていない人たち」側からの会社員disにイライラきているのでそのへんを備忘。

オトナになったらみんな自己責任

ここ数年の勤め人disには本当にもう飽き飽きしていて、「面白い人ほど独立する!」とか「フリーランスの方が意識高い!」みたいな言われ方には心底うんざりしています。
そもそも、成人して自活しようとしている人なら全員自己責任で生きていくわけで、会社員だからどうとか自営だからどうとか、関係なくないですか?

社会保険だとか税金だとかの手続きを自分でやってるからって何が偉いわけでもないし、偉くないわけでもない。もちろん自立してないわけでもない。自分が今すべきことは何かを明確にして、その中から代替可能な範囲の業務を、組織内で他の人に代行してもらっているというだけの話じゃないですか。

共感しにくいマイナスポイントを隠すな

個人的に会社員disがしやすいのって、大体の人がある程度「会社員のマイナスポイント」のイメージを共有できているからだと思っていて、その「会社員のマイナスポイント」だけに絞って「これがないんだから、自営のほうがいいでしょう!」というのは、すっごく卑怯だと思います。

フリーランスにはフリーランスのしんどさがあって、それを共感できる人の母数が少ないからあまり共有されていないだけで、わたし自身の経験でいうと、会社員でいたときと、しんどさはどっこいどっこいです。
でも、会社員disをするポジションの人たちは、そこから目をそらさせるように「フリーランスすごい!ノマド最高!」と良いところだけを並べてはやし立てていることに、本当に腹が立ちます。

自分で選べることが大事

とはいえ、本当に自分が生きやすい方法を選ぶための選択肢が増えるのは良いことだと思います。個人ではできないことを会社という組織を利用してやりたいと考える人もいるでしょう。決められた場所に通って、安定した給与を得る方が仕事に集中できる、という人だっているわけだし。

もちろん「決められた時間に決められた場所へ通うことが本当に苦痛」という人が、「生活が不安定になっても、その苦痛から逃れられる方が良い」と思うならそちらを選べるほうが今よりよっぽどマシな人生を送れるわけで、その選択肢を許容できる社会であって欲しいと思います。
だから、その選択だけを見て賞賛/批判するのって、あまり意味がない。


自分が選んだ選択肢へ不安を打ち消すために、選ばなかった方の選択肢をけなすなんて、子供のすることだと思います。


と、朝からプリプリしていますがわたしは元気です。
電子書籍もどうぞよろしく。

ブログにためになることなんて書かなくていい (impress QuickBooks)

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