アナ・ウィンターの存在感−「ファッションが教えてくれること」

そろそろ秋冬が気になる今日この頃、Wiiでも観られるようになったHuluで色々番組を流し見していたら、「ファッションが教えてくれること」が配信されていたことに気付いて視聴。

観てよかったー！おもしろかったです！

出版社/メーカー: ビデオメーカー
発売日: 2010/07/02
メディア: DVD
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「プラダを着た悪魔」の編集長のモデルになったとかコレクションでは彼女が着席するまでショーが始まらないとか、様々なウワサでイメージだけはスゴいアナ・ウィンターが、実際に動いて、話して、働いていることろを動画で観られる素晴らしさ。

何しろ決断が早く、決まりかけていることでもひっくり返すことに躊躇がない。それは「VOGUEはこうあるべき」というイメージと、ブランドを守ろうとする決意が固いからで、ゴシップなどで書かれるようなワガママな女王様ではなく、徹底的なビジネスマンであると感じました。アメリカ人女性の10人に1人が読むという「数字」も彼女を後押ししているのでしょうね。

ファッションに興味がない人でも楽しめる、成功したビジネスマンのドキュメンタリーとしても秀逸だと思いました。
というか、アナ・ウィンターが立っているだけですごい迫力と存在感です。でも感じが悪いわけでもなく、必要最低限のことしか言わない・無駄な愛想は振りまかない人なんだなという印象。カッコ良かった！
アナの右腕とも言われるグレース・コディントンとのやり合いも、「NO」はハッキリ言うけどお互いがお互いのセンスと実力を信頼していることが分かって、こういうふうに仕事が出来たらステキだなあと思えました。

アナ・ウィンターがモデル（ではないか）と言われている作品をいくつかメモ。