タイトルは前にある人に言われてガーンときた言葉。
それぞれに役割がある
ちょっとこのところいろいろ焦っていたというか
意味のない不安や焦燥感に追いまくられていたのですが、
なんとなーく振り返ってみました。
わたしが焦ったり他人に嫉妬したりするときって、
自分の現在のスキルやポジションをヨコにおいて、
他人を羨んだり自分で勝手に理想像をつくって
それを追っかけているとき。
もちろんそういうのは大切なんですけど、なんというか、今の不満とか不安って、
配られたカードに不満を言っているようなものかなーと気づいたのです。
最近アナログゲームで遊んだりすることが増えて、そう思いました。
現状を嘆いたり愚痴を言うときって、手札が悪いからって
場から降りようとしてるのと似てる。
役割カードがいまいちでも、そのカードはもう
差し替えが利かないわけで、もうその手札でやるしかないんですよね。
その瞬間のベストを尽くすこと
だったらもうやることは1つしかなくて、
その手札で勝つには、最高のパフォーマンスを出すには
何をしたらいいか、を考えなきゃいけない。
そりゃいい手札のほうが勝ちやすいし楽しいだろうけど、
でももう配られちゃったんだから、しょーがない。
どっかで大逆転があるかもしれないし、ないかもしれないし、
なくてもそれなりにいい勝負ができるかもしれない。
できるかもしれないじゃなくて、いい勝負をしなきゃいけないんです。
だとしたら、その瞬間瞬間で一番いい手を考えて、実行するのみ。
そしたら場の流れが変わるかもしれないし、
次のターンでいいカードを引けるかもしれない。
そのチャンスをつかむには、ぼーっとしててもだめで、
現状の手札で考えられるもっともいい判断で
カードを切り続けるしかないんですよね。
あせらず、あわてず、あきらめず
でも最中ってやっぱり不安になるわけで、
次のターンでもいらないカードしか来ないかもしれないし、
期待してた大逆転のチャンスも来ないままゲームが終わるかもしれない。
でも、そういうときに焦っても慌てても、だめなんですよね。
じっと考えて、考えて、不安とか焦りに勝たないといけない。
夜明け前が一番暗いってよく言いますよね。
夜明け前の一番暗いときに、
「ああこんなに真っ暗じゃん、もう朝なんて来ないんだよ」
ってカードを投げ出したら、ぜんぶパアなんです。
悪い手札でも、苦しい局面でも、じっと耐えて、可能性を考えて、
そのときが来るのを、じっと待つこと。
「どうしたら自分を信じられるようになる?」と
聞かれることがありますが、そんな方法ないと思います。
わたしも、自分を完全に信じきってはいないです。
でも、自分を信じようと努力し続けることにしています。
諦めなければ、必ずどこかに辿りつけるはず、と
信じていないけど、信じよう、信じようとしています。
ぜったいに諦めないこと。
それがわたしにとっての「自分を信じること」
なのかもしれないなと思います。
「あせらず、あわてず、あきらめず」
ぜったいに夜明けはくるし、雨は止むんだから、
それまでがんばりましょう。