インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

読み終えたあと唸った電子書籍2作と所感

まだあまりまとまってないのですが備忘。

「恥のススメ」フミコフミオ・著

Everything you’ve ever dreamed」でどこまで本当か虚構か分からないけど面白すぎてもはやどっちでもいい日記を書き続けているフミコフミオ( id:Delete_All )さんの著書。
日記よりもう少し固めの、営業マンとしての印象が強く出ている文体で、途中でフミコフミオさんの著書だというのを忘れそうになりました。

「恥」と「失敗」をどう切り分けるか、自分の外側に出して客観視し、次にどうつなげていくか、にはとても共感。向き合いたくないことから目を背けずにどうやって糧にしていくかを具体的なエピソードと解説してあって、予想以上にビジネス書でした。ブログのような、価値観がねじれていく過程で生まれる「おかしみ」を期待するとちょっと拍子抜けするかも。

「格差って、見たことあります?」MK2・著

G.A.W.」で漫画とかアニメとかコンビニ店長としての視点とか、何しろあっちからこっちから物事を見て迫力ある筆致で読み終えるとチカラが入りすぎていたせいで首の後ろが凝る日記を書いてらっしゃるMK2( id:nakamurabashi )さんの著書。

ブログの中でも特に、コンビニ店長として都会と地方の違いについてを濃く書き留めてあります。というか、「おわりに」で「以上で俺のレポートはおしまいです。」と書かれていてハッとしましたが、主観よりはひたすら客観的な、本当に「レポート」という著書でした。物事を丁寧に平易に書かれていて自然にその世界に埋没できるような、自分がまるでその場にいて目の当たりにしているような描写に圧倒されている間に読み終えてしまったので、もっと、もっと続きを……と渇望しています。

しかし、電子書籍って買いにくい

この2冊はどちらも電子書籍版でしかまだ出ていないので、否が応でも電子書籍で手に入れなければいけなかったのですが、ホンッッットに面倒ですね。電子書籍

その中でもまだマシと言われている紀伊國屋書店のKinoppyで購入しましたが、それでもやっぱり色々と面倒で、その手間をしてもらってまで人に薦めにくい。作品が良くても手に取るまでのハードルが高すぎて。それでもこれはどうしてもと思ったので、簡単ではありますが感想とともに紹介してみようと思いました。

電子書籍だからこそ読めたもの

正直、(自分もそうですが)おふたりの文章を読みたいと思えば、おふたりのブログをウォッチしていればいいんですよね。なのですが、「好きなときに好きなことを書いてイイ」ブログと、ある程度第三者が関わって「こういうことを書いて欲しい」と期待されて書かれた文章は、やっぱりちょっと違うもんだな、というか、よりその人のコアに触れるテキストが読めるんじゃないかしら、と感じます。

じゃ紙の本でもいいじゃないか、とも思うのですが、それでいうと「紙の本が最初からありきだったら、出て来なかった作品」でもある。会社員時代に関わったことがありましたが、「紙」で刷る、というのはとても面倒な制約と交渉が必要なんですね。この人ならこのくらい部数が出る、っていう予測を立てなければいけなかったり、「刷る」コストを持つ側から厳しい目でチェックされるので、まとまった部数が動くことが期待できない著者が本を出すのってとてもハードルが高い。
でも電子書籍であれば、紙の本よりも少し気軽に「書かせてみようか」と思ってもらえるんじゃないかな、それは読者であるわたしたちの喜びにもつながるんじゃないかな?と思います。自分とはまったく違う人の目線で見た世界、に触れられることが読書の楽しみですから。

サイレントカスタマーは止めた

しかし「ココがダメ!」って言うのってけっこう面倒だし、気も使うし、まあ当人は頑張ってるんだろうし、外野が口出しすることじゃないし…とか思ってたのですが、伝えないと変わらない、というか、「むしろ言ってください!」という状況だというのをデジカル香月さんから伺って、これは控えめなわたくしとしてもお役に立てるのであれば心を鬼にして積極的に言っていかねばならぬ…!と決意しました。


わたしも1作だけで終わってしまうのはつまらないと思っているので、いいとこ悪いとこ両方を厳しくみて、「電子書籍、こう変えてよ!」となるべく声をあげていこうと思っています。

電子書籍を買いたいと思ったのに買わなかった話|拝むように弾いてくれ


▽各電子書籍販売プラットフォームのリンクはここから見るのが一番べんりかと

恥のススメ | 株式会社デジカルhttp://www.digical.co.jp/ebooks/451.html

格差って、見たことあります? | 株式会社デジカルhttp://www.digical.co.jp/ebooks/461.html

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