インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

会社の嫌いなところをどう攻略するか/サイボウズ式ブロガーズコラムの話、その2


サイボウズ式ブロガーズコラムの話。 - インターネットの備忘録

自分のもやったので、残り2人のぶんも全記事コメントするマン。

サイボウズ式ブロガーズコラムは同じチームメンバーでありながら、いち読者としても読んでて楽しい。ということで本日が年内最後の更新だったファーレンハイトさんの記事について全コメントします。 


ファーレンハイト | サイボウズ式

じゃいきまーす。


横暴なリーダーは会社にとって貴重な存在である | サイボウズ式


横暴なリーダーは5つの習慣で愛される | サイボウズ式

横暴シリーズ。

「言い方を気にせずに強引に進めること」はショートカットのようでいて、決して目標達成の近道ではない。

前後編っぽい感じの構成になっていて、「横暴」という強めのワードで引っ張って、ズバズバ斬ってきちんと最後アドバイスで落とす、というのはファー様らしいスタートだったかと思います。

実は初回だけイラストレーターさんが別の方、という、ちょっとレアな回でもありました。


資料を何度も作り直させるのは三流以下の仕事 | サイボウズ式

これは痛快でしたね。当時わたしもそういう状況にあったのですごく共感しました。さらに「ズレの視点」というのも個人的にはすごく良い着眼だなと思っていて、参考にしています。

 


仕事のピンチで急所を押さえられる人材、押さえられない人材は何が違うのか? | サイボウズ式

なにしろこのイラストの「デスマちゃん」が好きで好きで…。この頃から各記事のイラストにちょっとずつ「勢い」「テンション」みたいなものが出始めています。

ともあれ「フレームワーク、大事!」というメッセージは広く届いて欲しい。個人的にファー様って「なるべく楽して成果を出す」ことに執念を燃やしてるところが好きです。

 


後輩教育で自分の「個性の押し売り」は後輩をつぶしてしまう | サイボウズ式

実はいいアニキとして慕われてたりするファー様ですが、彼の面倒見いいところが出た感のある記事。

つまり、後輩の長所はそのまま活かした指導を心がける。長所の裏返しの短所は平均的くらいまでに上げる指導をする。

でもほんと後輩教育をする際に「自分のコピーを作ろうとしない」のは重要な視点だと思います。疲れちゃうよね、お互い。

 


ダラダラ歩く人は仕事ができない? | サイボウズ式

タイトルだけでみると「あるあるー!わかるわかるー!」で終わりそうな内容を、しっかり理由と学びに落としていてうまいなと思います。「行動の繰り返しが自分を作り変えていく」っていいなと思います。「自ら機会を作り、機会によって自らを変えよ」にも通じる哲学。

 


コミュニケーションコストがかかる人は相手にされない | サイボウズ式

「コミュニケーションコストを下げる」という考え方、わたしも好きです。お金も仕事も、「人」に乗ってやってくる、と思っているので、相談されやすいオープンなスタンスは保っていたいなと思います。

 


会社員は「言われるうちが華」なのか? | サイボウズ式

これ常日頃思ってるんですけど、ファー様とは気持ちよく「言い合い」が出来るんですよね。わたしが主張することにネガティブな印象を受けたら「それはちょっと同意できないっすね」ってはっきり言ってくれる。なのでわたしも言い返す。もちろんお互いの意見が平行線になることもあるんですけど、「ここはお互い相容れないんだね」ってことがわかったからオッケーじゃん、っていうスタンスでいられる。

<指摘>を通して、その人に対してアウトプットとしてできていること/できていないこと/このチームはこうやって動いていくべきだというコンセンサス。そういったフィードバックとコミュニケーションが成立しているかに尽きるのではないでしょうか。人と一緒に仕事をしていく上での手ざわりと言いかえて良いかもしれません。

この言い回しも、すごく好きだなと思います。

 


職場でキレる技術 | サイボウズ式

わたしは怒るのがニガテなので、この記事は超参考になりました。

コツとしては「ある一定のラインまでは気のいい人」と思ってもらい、「一定ラインを越えると明確に拒絶する/キレる」というキャラづくりをすること。

これ読んでから「緊急度と重要度の高さを兼ね備えた問題行動に際したら迷わずキレる」という練習を始めました。まだ1〜2回くらいしかそんな場面ないけど、何事も練習や……。

 


会社や上司の奴隷にならないためには○○をコントロールせよ | サイボウズ式

サラリーマンのサバイバルテクニック、という記事。

わたしにはない視点なので、参考になります。「信頼」と「期待」さらに「それを受け止めて自分がどう働くか」みたいなところは、まだまだ考えることが多いです。働くことの「コスパ」を意識することが必要なのかもしれないなと思います。

期待に応えようと、自分で自分の首を締めてしまうこと。これは本当に恐ろしいです。

このへんとかほんとそうですよね。

 


酒嫌いの僕が、それでも飲みニケーションを勧めたい理由 | サイボウズ式

これもサラリーマンらしい記事で、おもしろいなーと思います。

この記事の出色は、「他者との距離の詰め方をどうするか」と「詰めた後にどんないいことがあるか」が明文化されているところ。あと「相手の懐に飛び込んで得をする」みたいな考え方は、くそまじめで頭の固いわたしにはできない提言なので、大人っぽいな〜と思います。だって、やれるならやったほうがいいもんね。

ただ、ビール以外を頼むとウザいカラミをしてくる先輩は、ビールかけてやりたくなるよね。好きなもの頼ませろよ。

大人っぽいことを書きつつ最後にちゃんとファー様節が入るところも好きです。

 

そんで今日公開のコラム!


教え上手な人間の特徴をあばいてみた | サイボウズ式

暴かれてますね。

まずはヒアリングが重要で、その過程で相手のレベルや個性を見抜くっていうのは本当に超大事。ゴールは「覚えてもらうこと」であり、教える側だけが気持ちよくなるマスターベーションであってはならない、と思います。

対人関係において「心地いい」と感じる人は同じリズム感や会話のペースを持っていることが多いと思うのだけど、何かを伝える必要がある場合には、相手のリズムやペースに合わせることがベターな選択である気がする。相手に理解してもらわないことにはその場が無意味なものになってしまうから。

このへんは「相手に伝えることへの執念」が出ていて非常に萌えます。

 

コメントは以上です。

俯瞰で読んでみると、いろんな視点、いろんなタッチで書くことに挑戦していて興味深く、同時に「バランス」と「人間観察」の人だなあという印象。サラリーマンという荒波を、サーフィンしてるみたいですね。

わたしみたいに情熱とテンションで「うおりゃー」って飛び込んで荒波に巻き込まれ死にそうになることが一生なさそうな、絶妙の乗りこなし感があります。

うらやましいぜ!なので積極的に真似していきたい所存です。

 

ということで2015年のファー様のコラムにも期待しつつ今日はそんな感じです。
チャオ!

 

☆お仕事以外のファー様コラムはこちらでも読めますよ!


My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only


ファーレンハイトさん|AM「アム」


その時、男はこう思う。 連載一覧 | 恋愛×占い「cocoloni PROLO」