インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

自己ベストを更新し続けるしかないのだ

友人と話したことを忘れないうちに。

若さはどんどん失われていく。未熟が許される期間はもう終わった。

その代わりに、わたしたちは危険を回避する知恵と自分の得意技を身につけてうまく立ち回れる術を覚えたわけで、あの幼くて危うく、脆い自分に戻りたいとは思わない。

幼さや危うさ、脆さ、未熟さが魅力になった時期もあったかもしれないけれど、いつまでもそれを言い訳にして、若さにしがみついているわけにはいかない。若さは誰にでも平等に与えられる価値で、同じく、平等に時間がすべての人から若さを奪っていく。

若さに固執するより、どんどん捨てて、それと引き換えに何を手に入れていくのか、を考えていけばいい。失われた若さと、手に入れた新しい価値がバランスすればいいわけで、何を資本にして何を手に入れるかは、ある程度自分でコントロールできる。努力は必要だけれど。

それにどのみちふり返ってみれば、あの生きにくく、悩みや迷いの多い時代に戻りたいなんて、絶対に思わない。失ったものはたくさんあるけれど、今が1番楽しい。その「今が1番楽しい」を更新しつづけていくことでしか、わたしたちは老いを肯定できないかもしれないね、という話をしました。

 

年をとるのは正直ちょっと憂鬱なことで、臆病になったり卑屈になったりすることもあるけれど、同時にそれを価値として認めてくれる人たちもいるわけで、そういう人たちぜんぶひっくるめで、自分の人生をどんな価値で構成していくかを決めていけばいいんだろうね、という話でした。

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)

 

ちょうど先日これを読んで、西原理恵子さんにそっくりな若い女の子と知り合った、という高須克弥さんに、西原理恵子さんが「その子って、わたしなんじゃない?」と言います。「彼女をわたしだと思って助けてあげたら、過去のわたしがいろんなつらい思いをしなくて済むんじゃない?」と言うのですが、高須克弥さんは「助けない」と返します。

西原理恵子さんが過去に遭ったいろんなつらいことを、「その全部があって今のあなたがここにいるからね」「ヴィンテージカーだよ」「傷はそれが値うち」と言うシーンがあって、わたしは大変に感銘を受けたのですが、つまりそういうことなんだろうなと思います。

ちゃんとメンテナンスも、しなきゃいけないけどね。

 

「ダーリンは70歳」、ギラギラと元気で明るい高齢カップルの素敵なノロケ漫画でした。元気がでましたよ。

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)

 

 

今日はそんな感じです。

チャオ!

広告を非表示にする