インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

3年間の集大成が、Kindle本になりました

3年前、わたしは何も連載も持たないただの会社員で、書いたものがたまーにはてブに入る程度の、単なるブロガーでした。そこへ声をかけてもらい、3年間、どんなに忙しくても書き続けてきた集大成が、このたび、なんと4冊のKindle本になりました!

信じられないような、本当の話です。

cybozushiki.cybozu.co.jp

ブロガーズ・コラムとは、ブロガーの桐谷ヨウさん、朽木誠一郎さん、はせおやさいさん、日野瑛太郎さんによる、「チームワークや働き方に関するコラム」のことです。国内大手メーカーから外資コンサルティング、ネットベンチャー、大手IT企業、メディア運営企業、そして複業、フリーランス。さまざまなキャリアを歩まれている4人の方々に、ご自身の経験談などを交えながら、仕事に対する考え方を書いていただいています。

という感じで、2014年の4月にスタートしたこの連載も、めでたく3周年。書き続けた記事は、4人で合計100本を超えました。

 

サイボウズ式はかなり懐の深いメディアなので、「こんなことについて書けますか?」という相談や提案はあっても、企画を押し付けられることは、一切ありませんでした。

そしてわたしから「こういうことを書きたいんです!」と提案すると、積極的に採用してくれるため、コラムのテーマやターゲットは、新入社員向け、リーダー向け、ビジネスパーソンへのアドバイスや、チームワークとは何か、など多岐に渡りました。

逆に多岐に渡りすぎて、様々なターゲット向けのコラムがまとまってしまっていて、うまく分類できたらいいね、と悩んでいたところ、それらのコラムをサイボウズ式編集部の明石さんが丁寧に分類してくれたものが、今回の4冊です。

明石さんは、わたしたちにとってサイボウズ式の担当編集さんであると同時に、一番最初の読者さんで、原稿を出したあと、彼女から返ってくるフィードバックをいつも楽しみにしています。もちろん企画出しから、出した原稿を厳しく校正・校閲もしてくれる、頼もしいパートナーでもあります。

そして表紙イラストは新たに描き下ろしてもらっています。わたしの髪型が変わっていたり、朽木さんがやや痩せていたり、そういう細かい部分も拾ってくれるのは、おなじみのイラスト担当、エイコさん

エイコさんはコラムの初稿原稿を読んでからイラストのラフを上げてくれるのですが、いつも「こんなところまで読んでくれたんだ!」と思えるほど、丁寧にこちらの意図を汲んでくれる、最高のパートナーです。

 

オンライン、オフライン問わずやりとりをしているとき、わたしは「このサイボウズ式ブロガーズ・コラムそのものが、よいチームの体現だな」と思うのです。全員が違う出自で、違うスタンスで、キャラクターもバラバラ。でも共通の理想と美学があって、お互いのズレや相違を認めあった上で前向きな意見を交換し、新しいアイデアを気兼ねなく起案することができる。

わたしたちは同じ会社に所属しているわけではないので「同僚」ではないですし、端的に言えば編集者とライター、というだけの関係ですが、実感としては「パートナー」というか「同志」というか、そういう距離感が近い。本当によいチームだと思っています。

会社員という肩書のままこの連載を続けることで、わたし自身も成長してきました。そしてその過程で学んだり考えたことを、この連載を通じてみなさんに伝えることで、よりよい働き方、生き方の一例を提示することができたらよいな、と思っています。

読んだらぜひ感想を聞かせてくださいね!

今日はそんな感じです。
チャオ!