インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

結婚したので指輪を半自作してきた話

結婚しました。ので、結婚指輪を半自作してきました、という話です。

去る11月、良縁をいただき入籍しました。いやーめでたい。ということで結婚指輪について「旦那さまのお給料の三ヶ月分♡」とか言ってられないためいろいろ探していたところ、発見したのが鎌倉・CRAFY。

鎌倉指輪工房Crafy | 結婚指輪・婚約指輪の手作り工房

結婚指輪・婚約指輪『指輪工房CRAFY』 (@crafyinsta) • Instagram photos and videos

鎌倉散策していたときに偶然店頭を通りかかって「ここだ!」とふたりともピンと来た、というだけでほぼ決定、サイトで見てみたら予算も二人で6万円前後〜とお安い。何より自分たちで指輪を作れるというのは、完全見切り発車で手づくりの夫婦生活をスタートした我々にぴったりではないか、ということで予約し、訪問。

大まかな段取りとしては金属(今回はプラチナ)の棒を曲げて溶接し、リングゲージ棒に装着して叩いて固くしつつ、サイズを合わせたら手でゴシゴシと磨いていく、という感じです。

地金をそのまま加工する他にも、ワックスと呼ばれるロウ材を加工して、それを原型として鋳造(鋳型に金属を流し込んで加工してくれる)するパターンもあるそうなのですが、せっかくなので地金をそのまま加工するコースを選びました。こちらのほうがワックスを加工するよりちょっと力や体力が必要、とのことでしたが、個人的には問題なく楽しかった!

過程の写真としてはこれがこうなってこう。

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隙間を溶接してつなげたら、ここからリングゲージ棒に嵌めて叩いてサイズ合わせをし、磨きをかけていきます。

いったん仕上がったのがこちら。

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実際はもっと「裏側に刻印や石を入れよう」とか「表面はツヤ消しにしよう」とか指定したので、そのあたりは自分で加工せず最終仕上げとして職人さんにおまかせ。

時間は地金を加工するのがだいたい3時間、それを預けてから職人さんの仕上げを経て手元に届くまでが約2〜3週間という感じでした。

お店は鎌倉駅ほど近く、線路沿いにありますが店内は静かで、我々が予約した日は平日だったこともあり1組のみ。じっくりお店の方にアテンドしてもらい、何ら不安なく終えられて楽しい1日となりました。

かかった費用はふたりで10万円程度。結婚指輪としてはかなり安価な割に満足度が高く、大切にしようと思います。宝石のクオリティや指輪のブランドにこだわりがない、という方にはよいのではないでしょうか。何より一緒に工作することで、お互いの今まで知らなかった面を見られたりして、いい思い出になったのがうれしかった。

ということで新拠点で新しい生活を楽しくスタートしています、というお話でした。

今日はそんな感じです。
チャオ!