インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

ブログを始めて15年も経ってた

これらの記事を読んで、「自分はどれくらいだろう」と思って最古の記事を遡ったら2008年2月で、もう15年も経っていた。

その間にあったことと言えば、結婚して離婚して、再婚して、海のそばに引っ越して、子どもを産んで、また東京に戻ってきて、仕事を変えて……と、いろいろあったね!という感じ。

 

そのへんはなんとなくだけれど過去の記事として残っていて、振り返ることができるのがすごくいいなあ〜と思っている。最近は頻繁に書く機会は減ったけれど、ブログのことを思い出しては書き、またしばらく忘れ、また思い出しては書き……を繰り返している。なので、まあ「やめてはいない」という感じが近いかもしれない。

 

ここしばらくの気分としてはこんな感じで、

なんか昔は「ブログ書いてTwitterでバズってゲットマニーだぜ!」みたいな功名心?野心?のようなものがどこかにあった気もするけれど、それはなんとなく解除された実績のような感じで「まあ、まあ……」というテンションに落ち着いた。今はほそぼそと自分のログを残していって、なんかの役に立てばいいよねくらいの温度感。

 

とはいえ、

この「2016年ごろ、めちゃくちゃに(酒を)飲んでブログ書いてお互い読み合って感想言い合って遊んでいた友達」の中に夫がいたわけで、ブログを書いていなければ、再婚もなかったかもしれない。

 

そう思うと、この15年のあいだに、ブログのおかげで、わたしは人生の転機を掴めていたんだなと感じることもある。

 

最近、「虹が晴れる」さんのブログが好きなので、引用させていただくと

自分のプラットフォームのなかにある、人が作ったコンテンツを、あたかも自分のもののように使ってプラットフォームを大きくすることには、複雑な思いもある。が、はてなはそのあたり著者にリスペクトを示すことに気を割いている気がして、許せている。

こう許せているのは、選ばれたブログを読んでみると、一概にこうだと言えないまでも、選ばれるだけあると思える中身だからだと思う。情報の羅列ではなくて、ナラティブがあり、そこに人がいて、その人の体温とか目線を感じられる。こう書くと2000年代味がしてくるのだけど、でも、そういうものを編集部が選んでいるのではないかと思えるだけで、いちブログ市民としてははてなが文化を守ってくれている気がするのだ。

 

夕焼けビーム - 虹が晴れる

この「いちブログ市民」という感覚が、すごくわかるなあ〜と思った。

わたしも市民として日々の営みがあり、それを書き綴ることでなにか微弱な電波を発信しており、受け取ってくれた人とのゆるやかな交流に一喜一憂していたのであった。

その中のひとりに今の夫がいて、友人たちがいて、今のコミュニティがあるのだなあと思うと、なんというか大人になってから、しかも仕事を通じてではなくできた友だちって、いいな、と思ったりもする。

 

散漫になってしまったが、もしこの記事を見た方も、なんかピンと来るものがあれば過去記事を読んだり、Twitterでメンションをくれたり、コメントを残してくれたりすると嬉しいです。どうせ100年後にはみんないなくなっちゃうんだし、せめて今、交信しましょうね。

 

今日はそんな感じです。

チャオ!