いい夫婦の日、突拍子もなく暖かく、厚手のコートではやや汗ばむほどの1日でした。
実店舗を使ったイベント企画の案件にヘルプで入っていて、切った張った、時間との戦いです。朝から一日中走り回り、走り回るわたしの後ろに同じプロジェクトに入っている若手の男の子が付いてくるので、「RPGのパーティみたいですね」と言われたり、慌ただしく働きました。ほんとーーに疲れた。仕事の要求レベルが高く、神経がピリピリするのも疲れますが、こういうふうに時間に追われる系の仕事も、なかなか疲れます。
クタクタになったものの、夜は新宿歌舞伎町、花園神社の酉の市へ。見世物小屋や屋台をひやかし、夜の照明がきらきら光るのに目を細めながら、どう考えても価格設定が割高な社内の席に腰を落ち着けて、くだらない話をしました。氷結が缶のまま出てきて700円、焼いたホタテがひとつで800円(だったかな)、座った席の隣には手の甲にびっしり根性焼きが入った短髪の男性がいたり、同伴かな?と思わせる男女がいたり、ああ、東京だなあ〜〜と実感する夜でした。酉の市、ほんとうに大好きで、あの熊手がびっしりと掛かっている感じとか、重そうな熊手を掲げて歩く人たちの高揚した表情とか、そういうものを見ることができて、胸がときめきました。しばらく行けていなかったので、今年は行けてよかった。久しぶりの顔ぶれでとてもリラックスしたし、とてもとても、楽しかった。幸せな夜でした。
それでは。