インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

げんこつほどの

気圧のせいか、頭がずっしりと重くて、頭だけじゃなく全身が重くて、眼の奥がビリビリしていて、もうだめだ、一歩も歩けない、いや歩いてるけど、でも今すぐ柔らかくて冷たくてサラサラしたやさしいシーツに倒れ込んでくるまりたい、もう無理、まじ無理、と思いながら、目の前にあったカフェに入って、遅めのランチタイムだったけどコーヒーだけでもいいですよと受け入れてもらったので、ホットのカフェラテを頼んで、運ばれてくるまでの間、じっと目をつぶって最近の悩みごとや考えごとを頭のなかでフォルダ分けしていたら、目の前にすてきにくすんだブルーの、男性の握りこぶしよりも大きな、重量感のあるマグカップが、カフェラテがなみなみ注がれた状態で出てきて、ああ、この白くてなめらかで、ふんわりしたシルクのようなミルクの上に寝っ転がりたい、気圧のくそったれ、と思っていたところ、店員さんが、そっと小さなチョコレートをカップの隣に置いて、何も言わずにニコッ!と笑ってくれた、そんな午後でした。

人に食べものや飲みものを提供する仕事、ってすてきだなー。

あと少し、がんばろう。