インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

Must haveとNice to have、MoSCowを駆使して思考の迷子を防ぐ

定期的にGoogleドライブのファイルを整理しているんですけど、今年の頭に引っ越しを検討していたときのファイルが出てきました。結局引っ越しは延期したんですが、物件探しは楽しいもので、そのときに使う物件の条件をメモしたファイルを自分で作ってたようです。えらいですね。

そのときに条件について意思決定のルールとして使ってたのが「Must have」と「Nice to have」で、ああこれ仕事でも使えるなと思ったので備忘。

Must have(人によってはMandatoryって言ったりするみたいなんですがこっちの表現はしっくりこないので使ってません)は「絶対になきゃダメなもの」。会社からの距離であったり家賃であったり、あとうちは猫がいるのでペット可は必須、とかとか。
Nice to haveは「あったらいいな」と思うものなので、わたしだったら駅からの距離とか築年数とかコンロが2つ以上あると料理しやすくていいよねとか、そのへん。

こういう項目は人それぞれ好みあると思うんで詳細はアレですけど、こんな感じのことを箇条書きにしておいて、不動産めぐりをするときにチラチラ見るようにしておかないと、押しに弱いのですぐ「うーんじゃあここでいいか」ってなっちゃうのと目の前の物件にホワ〜ってなっちゃうんですよね。わたしみたいにすぐ迷っちゃうタイプは心をしっかり持つためにも明文化しておくのは重要だなと思いました。

 

で、これって仕事にも共通して言えることで、自分たちが手がけている仕事はどんなことがMust haveで、どんなことはNice to haveなのか、というのを常に意識しておかないと、全部を全部やってたら、キリがないわけですね。やろうとしている仕事のコアは何で、何を見失ったらダメなのか、を意識しつつ、全員で言語化して常に意識のすり合わせをして、「それはMust haveだから何をおいてもやる」のか、「それはNice to haveだからアイデアとして明文化するけど実施について今は保留」なのかを常に意思決定していかないといかんなと思った次第です。

あともう1個、類似のフレームワークでMoSCow分析ってあるんですけどこれなんで「Mo」なんだろうっていつも疑問なんですが教えてえらいひと!なんで「Mu」じゃないの?

ちなみにMoSCow分析の項目は以下です。Must haveとNice to haveよりもう少し段階がグラデーションしてるので、逆に迷っちゃう気がしてあまり使ってません。

Must(絶対にいるもの)
Should(かなりいるもの)
Could(できれば欲しいもの)
Won't(いらないもの)

みたいな感じ。

 

いずれにしても、わたしみたいにやりたいことが多くていろんなこと思いついて思考がすぐ霧散しがちなタイプはこういうのを意識しておかないとすぐフワ〜〜〜っとしちゃうので、気をつけておかねばならないなと思っております。まあ仕事以外ならフワ〜〜〜っとしてても別にいいんだけどね。むしろ仕事以外はフワ〜〜〜っとしていたいけどね。

何事もメリハリということで、ご参考まで。

 

今日はそんな感じです。
チャオ!