本日無事(?)にイベント終了しました。
8/23(土)開催「2014ブロガーズフェスティバル」に登壇します - インターネットの備忘録
はてな×サイボウズ式、さらにはてなブロガー3名という大人数で前提が複雑だったので、短い時間で詰め込みすぎたなあと反省していますが、何しろ楽しかった。また来年も「あいつ最近勢いあるし、また呼ぼうぜ」って言われるようがんばりたいです。
ご来場いただいたみなさん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました!
さて今回のイベント登壇をきっかけに、サイボウズ式ブロガーズコラムの面々で話をする機会が増えて、思ったことを備忘。
書き続けないと始まらない
今日も話したんですけど、ブログを書いていて企業が見つけて仕事を頼んでくれるようになるには、何しろ書き続けること。自分が発注者側だったら「この人に頼んだらこんな感じのことを書いてくれそうだな」と思える相手を選びたいですよね。
その発想で、書いたものの蓄積がそのままポートフォリオになるんだという気持ちで書き続けてほしいなと思います。
下請けではなくパートナーを目指す
外部の人から「サイボウズ式ブロガーズコラムのチームはやたら仲が良いですよね」と言われて自分たちでもそうだなと思うんですが、発注側であるサイボウズ式、間を取り持つプロデューサーの北村氏、そして書き手である我々の関係は、本当にフラットです。
くだらないバカ話もすれば熱い思いを語り合ったりもするし、遠慮もない。思いやりはあるかな。フラットに言いたいことを言って、相手の言うこともなるほどと聞いて、納得できないことは腹落ちするまで質問して話し合う。
彼らも発注者だからといって上から目線で「こうしろ、ああ書け」と言うことはなく、一緒に良いものを書いて伝えよう、と作り上げていくチームワークが効いてるなーと思います。これって我々も対価の代わりにきっちりいいものを書くぜ!という気合いがあるからで、お互いがお互いを尊重しながらきちんと話し合って精度を上げていったことで、結果的にもアウトプットの質があがって、Facebookで1000以上いいねがつくようなバズを起こせたのかなーと自負しています。
でもこれって書き手である我々が「書いてきたものがある」という自信があるから言い返せるし、相手も対等に接してくれるんじゃないかなと思ってます。
書き手として安売りしない
今日ここまで触れられなかったんですが、日野さん、ファーレンハイトさん、わたし、それぞれ「ブログを書く理由」はバラバラなんですね。なんですけど、書いたものに自信をもって出してきているし、変なふうに買い叩かれるくらいならお断りする、という誇りをもって書いているわけで、ここを見失わないでいたいと思います。
個人的にも書くことが好きだし、自分が伝えたいことが伝えたい人に届くならどこででも書きたい。でもそれはあくまで「これを伝えたい」というメッセージを届けるのが目的なので、何でもいいからライターとしてお金をもらいたいわけじゃない。
人によっては何でもいいから文章を書きまくってお金がもらえればそれでオッケー!という価値観もあると思いますしそれを否定する意図はないんですが、わたしにとっての大切なことは何か、常に自分でも意識していかなきゃな、と思いを新たにしたのでした。
書き始めたときの気持ちに立ち返るのって大切だなあ。
いやーそれにしてもブログを書きたいって書いてる人たちの集まりって、やっぱり熱量がすごいですね。「書きたい人」って意見や意志がはっきりある人たちなので、誰と話しても「これがやりたいんだ!」というのがあふれてて、とても刺激になりました。
これからもがんばります!
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