最近感じたこと。
誰かが何かをやってくれたとき、どんなに小さなことでもちゃんと「ありがとう」って言えるのって素敵ですよね。
逆に片方の人は「いちいち言わなくてもあいつには伝わってる」と思ってるのに片方は「お礼の一つもない」としょんぼりしてるのを見たりして、コミュニケーションてむつかしいなあとも思ったり。
言わなきゃ伝わらない
そんでこの「いちいち言わなくても伝わってる」問題、わたしも価値観として「言葉にしなくても分かり合えてる関係」みたいなのは憧れる方なのですが、この「言わなくても〜」問題に関しては、なんかちょっと違う気がしてきました。
なんか、この「いちいち言わなくても伝わってる」って言葉は、ありがとうって言われる側が言う言葉で、ありがとうって言う側が使っちゃうのは単なる傲慢なのではと思います。
だって基本的には言わなきゃ伝わないもんね。
言い慣れないと言えなくなる
そんで「ありがとう」もそうだし「愛してる」もそうだし、ひいては「おはよう」とかもそうなんですけど、言う習慣をつけないとどんどん言えなくなると思うんです。
その言葉を発声する回路をちゃんと開通させておかないと、いざってときちゃんと言えなくなるから、普段から口に出しておくのって大事なんじゃないかな。
夫婦も家族も親友も他人
なので「そんな他人行儀な」みたいな言い分を聞くと「いやいやみんな他人だよ」と思ってしまうんですよね。
自分じゃない人に自分の気持ちを伝えるなら意思の表明をしないと分からない、っていう大前提と、あと、ネット上のやりとりとかメールとか、ノンバーバルコミュニケーションが作用しないときほど意識して丁寧に言葉を添えた方が良い気がします。
「ありがとう」って言うたびお財布から100円減るとかだったら嫌ですけど、そんなこともないわけで、言うだけならタダだし、だったらじゃんじゃん言っていきませんか、というお話でした。
まあでも感謝の気持ちがないなら言わない方がマシですけどね。嘘は良くない。
今日はそんな感じです。
チャオ!
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