10月末に引っ越しをしたんですが、忙しかったこともあり個別に見積もりを取るのが面倒で、引っ越し一括見積もりサイトというのを使ってみようと思ったんですよ。
ちょうど案件がドバーッと来てた時期ですごく疲れてて、朝おきて目に入った日経かなんかの新聞系メルマガに広告が入ってて、うっかりクリックしちゃったんですよね。
ちょっと考えれば分かることなんですが、今振り返ると疲れてて判断力が低下していたんでしょうけれども、これがもう本当にひどかったので備忘。
サイト経由で見積もりを頼んだ
現住所の郵便番号と、引越し先の都道府県名を選択、引っ越し人数を記入してワンクリックでざっくり見積もり。
あとはなんかまあ引っ越しするのに持っていくもの(ベッドはあるか、冷蔵庫や洗濯機は持っていくか、洗濯機はドラム式かどうか、など)をポチポチ選択し、最後に業者に依頼したい内容みたいなのをフリーワードで記入する欄があったので、何より一番大切な「日中は仕事中で電話に出られないので、メールでやりとりを出来るところとのみお取引がしたいです」という旨を記入。
そんでポチ。
電話の件数がヤバイ
ポチっと押した直後、マジでもう1分後とかそういうレベルで携帯が鳴り止まない。
全部知らない番号。基本的に電話大嫌い人間なので、知ってる番号でも急ぎでない限りは出ないんですが、そういう問題じゃない。
打ち合わせ終わってiPhoneみたら通知センターで画面埋まっちゃってる。
アホかと。お前ら文盲かと。メールでやりとりできるところのみご連絡くださいって書いたじゃねえかと。
そして一括サイトはその後なんのケアもなく、ただひたすら直接引越し業者からブッコミ電話がかかってきて、ひどいところは留守電なのに「…チッ」って舌打ちだけして切れてる。こっちも切れる。
業者選定で疲弊しまくる
この時点でかなりウンザリしていて、引っ越すのもう止めたいくらいに現実逃避してたんですがそうも言ってられないので、かかってきた電話の留守電の感じが良さそうなところをメモして電話番号でぐぐってクチコミチェックして…というのを数件。
そこまでやって疲れたところにかかってきた会社のうち3社位と電話で直接話しながら交渉して、価格とサービスのバランスが良さそうなところに絞る。
1件すごいところがあって、冷蔵庫洗濯機電子レンジ本棚と大物があるのにもかかわらず「キャンペーン価格なので7千円でいいです!」とか言うので逆に怖くなって断る。
その中でまあそこそこ安くてコールセンターの対応も悪くないところに決定し、あとはひたすらかかってきたところに「決まりましたのでもう電話してこないで」と返答。
これで土日が潰れる。
引越し当日もヤバイ
そんで先に段ボール送ってもらって詰めて足りないのでまた買って…みたいな繰り返しをして、当日なんとか荷詰めする。
ちなみに夫がどこからか探してきて大量買いしてくれた書籍専用の段ボールがすごい良かった。本って量が増えると超重くなるので、ある程度小さい段ボールに分包するほうが詰めやすいし運びやすいんですね…。
閑話休題、まあそんな感じで当日を迎えて、社員1名+作業員2名の計3名でやってきた業者さんから開口一番「コールセンターから聞いている話と違うので、見積もり価格が変わるかもしれない」。
ハイ来たコレ来た。現地見てない業者とは揉める確率が高いという話は聞いていましたが、これがそれか。それが嫌でかなり丁寧に件数伝えたのに…と釈然としない思いを胸に抱えつつもそもそも割と安いので「ああもういいです上乗せになるのは仕方ないんで」と言って心付けもお渡しし、引っ越し開始。
始まってしまえばさすがプロという感じでさくさく運んでもらえて、新居でも色々ケアしてもらいました。良かった…。
引越し後もヤバイ
ということで無事に引っ越しは終えられたのですが、該当の見積もりサイトからちょろちょろクーポン券という名目で宣伝メールが届いて、「お前…お前…めっちゃ良さそうなこと書いといてこの状態で宣伝メールってなんかもう……」みたいな感じで全体的に疲れたのでそっと迷惑メールフォルダに振り分けたところでこのエントリを書くことにしました。
反省している
疲れてるときに膨大なタスクが降り掛かってくると正常な判断能力を失う良い例になったのではと思います。
もう次に引っ越すときは絶対に一括見積もりサイトなんて使わずに、ピンポイントで個別に電話して見積もりをとってもらうことにしよう…。
数万円くらい高くなっても、このイラッがなくなるなら安いものよ…と思いました。
でも色んな所からバンバン提案が入ってくるのってスター誕生みたいでちょっと楽しくもありました。ちょっとだけね。ほんとにちょっと。
ということでお引っ越しの際にはお気をつけくださいという願いを込めてご共有まで。
今日はそんな感じです。
チャオ!