「いま何読んでるの?」
と聞かれて答えたら
「ああセカチュー?」と
聞かれたので断固否定した一冊。
世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)
- 作者: ハーラン・エリスン,浅倉久志,伊藤典夫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/01
- メディア: 文庫
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半年の長きにわたり
わたしの鞄の奥にいましたが
やっと先週読み終えました。
なんというか
こんなにまとめるのが難しい
小説があるもんかと思うくらい
消化不良な感じですがよかった。
なにがつらかったってこの世界観に
入り込むまですーごく時間がかかった。
でも読み終えてみると頭のなかをかき回されて
ぽーんと放り出された感じがたまらんです。
個人的に表題作はいまいちだったのですが
「鈍いナイフで」
「星ぼしへの脱出」
「ガラスの子鬼が砕けるように」
「少年と犬」
が好きです。
とくに「少年と犬」のラストが好き。
しかしなんでわたしはこうも暴力にひかれるんだろうなあ。
#SF初心者の旅はまだ続く…