インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

睡眠時間を短くするとどうなるの

▼ 本当に睡眠時間を短くする方法
http://d.hatena.ne.jp/kotorikotoriko/20080213/1202904458


というようなエントリーだとか


▼ 睡眠時間削減で得られるものと失われるもの
http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50206216.html


を見ていたら、この1〜2年でおきた自分の睡眠スタイルの変化を
思い出したので、備忘しておこうと思います。




約2年まえ、某社に勤めていたころは終電=定時のような感覚で
24時過ぎ、最終の電車が出るギリギリまで働いていました。


当時愛用していた腕時計に「終電タイマー」なるものを設定し、
30分前にタイマーが鳴る→進めている作業を切り上げる
→PCをシャットダウンする等の帰り支度をはじめて
→走って終電に向かう(ここでジャスト25分くらい)
という生活を送っておりました。


24時17分だかの終電に乗ってそこから約40分かけて帰宅、
2時〜3時に就寝し、朝は7時に起床して出社、という
嘘のようなタイムスケジュール。


一応女子かつ営業なので、すっぴんで出社するわけにもいかず
夜中の1時過ぎに化粧を落として寝て起きて7時に化粧、
「ああさっき落としたのにまた塗るのか」という
賽の河原の小石積みのようなことを感じたりしていました。


基本的に深夜残業での遅刻は認められず、
っていうか、深夜残業しなきゃいけないほど無能なのは自分なので
それを言い訳に遅刻するのはかっこ悪いと意地を張っていたせいもあり
翌朝9時半の定時には間に合うよう出社していました。


なので、当時の睡眠時間は約4時間。
土日はその反動で昼の1時2時までは動けずに、
陽が高くなってからモゾモゾ動き出す始末。


この生活をなんとかしたい!ていうか女子的にダメ!と転職×2回で
現職に至るわけですが、現職の会社は社長が朝早く(8時からMTGとかある)
夜弱い(21時には眠くなる)ひとなので、終業がすっごく早くなった分、
連動して睡眠時間も長くなりました。年齢的なものもあるけど。


その時気付かなかったのですが、
わたしは限界近くまで睡眠時間を削ると
↓のようなことが起きるようです。


1)隙あらば寝ようとする
→電車に乗った5分、バスの10分なんかではマジ寝してました。
なんかちょっとした間があると、眠い、寝たい、と思ってた。
ちょっと寝てスッキリすればいいけど、うまく起きられないと
ずーっと頭が重い、ボーッとする感じが終日続いたり。


2)考え事ができなくなる
→移動のスキマ時間を使ってアレコレ考えることがないので、
常に目の前のものを「さばく」のみ、たとえば提案の予定もない
楽しいだけの企画に夢膨らませるとかいう余裕がなかった。


3)寝てる人を見下す
→「そんな時間があれば仕事をしていたいわ!」という
非常に鼻持ちならないヤツでした。
その後、限られた短い時間で同じ結果を出せるのであれば
そっちの方がはるかにカッコイイ!と気づくわけですが。


という感じで、精神的にも肉体的にも非常にデメリットが多かった。
本当は寝る時間を削ってそのぶん趣味に打ち込んだり、
やりたいことをやったりしていればそんなこともないのでしょうが、
当時は目先の仕事に追われてそんなこと思いつかなかった。
#唯一、本を読むことくらいでしょうか。

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30代になった瞬間とまで言いませんが、ほんとにその前後から
22時過ぎると緻密な企画とかは立てられなくなり、だったら早く帰って
さっさと寝て、リセットした頭で考えよう!と思うようになりました。


そうするとすごく睡眠に貪欲になり、ちゃんと寝よう、
寝る時間を確保してから仕事の時間を組み立てよう、
っていう、「逆算の時間設計」が出来るように。
外的な要因として、いま一緒にいる人が土日にすごく寝る人なため
思わず一緒に昼寝してしまうので、よく寝ると調子がいいことに気づいたのもある。


いまは最低でも平日に6時間は寝ます。
これは30代になった体力的なものもあるかもしれませんが
大きな理由としては、深夜の作業が覿面にできなくなったこと。


本当にマズイ状況に追い込まれたり、
企画脳が発動してノリノリになったときじゃないと、
夜は23時過ぎると思考停止して仕事ができなくなり
1時過ぎると遊んでてもシャットダウンします。


でも結果的には「逆算の時間設計」が出来るようになったし、
よく眠るようになったので肌荒れも解消したしでいいことずくめ。


人間の身体は3〜4時間寝れば大丈夫!とか言われているようですが
人間は肉体だけでなくて精神でもコントロールされているのだから、
精神のメンテナンスっていう意味での睡眠時間は別枠として
考えた方がいいのかもなあと思う次第です。


ってこれを書いている今すでに眠いっていう。