インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

人生の使い方、主従を間違えてはいけないという話

ひさしぶりにお仕事テクニック系の寄稿をしました。

kurashigoto.me

で、書いていて思ったんですけれども、こういう「時短テクニック」みたいなものを使って仕事を早く終わらせたり生産性を上げた先にいったい何があるのか、ということ。こういう記事ではあまりそこまで話を広げて書けないので、ここで書いてみようと思うのですが、あくまでこういった「生産性向上のスキル」というのは、自分の価値を上げ、自分のための時間を捻出するために必要だと思うのです。

 

もうちょっと説明すると、生産性向上つまりは全員に等しく与えられた「定時」というルールの中で、他の人より生産性が高かったり、雑用やルーティンワークにかかずらう時間を圧縮し、より価値の高い仕事へ割く時間を増やせるかどうかが重要で、会社のために生産性を上げるわけではない、という考え方です。「生産性を上げれば会社のためになる=自分の価値が上がる=より好きなように仕事をやれたり、より多くのお金がもらえる」という単純な発想ではあるのですが、会社の構成員である以上、会社への貢献度=好きにやれる度に近くなると思うし、わたしもそうしてきた実感があるので。

 

で、これって会社員以外にも共通すると思うんですけれども、スケジュールを適切に運用して質の高い仕事をする、というのはフリーランスでも同じで、「定時」が「納期」に変わるだけだと思うんですね。なので、仕事や時間に追われて消耗するよりは、うまく時間をコントロールするテクニックを身につけて、自分主体で人生を使っていこう、そのために工夫していることをお伝えしますね、というスタンスでわたしはお仕事系記事を書いています。

 

というのもわたし自身が過去、主従を間違えていて、会社やチームのためにがんばれば、きっと喜ばれる!みたいな感じで働いていたんですけれども、あるとき「なんか違うな」と思ったんです。「仕事をがんばる」というざっくりした目標では会社やお客さんは喜ばなくて、「期限通りに仕事を上げる」「その中で他の人に比べて選んでもらえるようにより質を上げる」ということ、つまり結果でしか評価されないというシンプルな決まりに気付いたんですよね。書いてて恥ずかしいんですけれども。(で、働き方を変えたら視界が変わって、仕事をうまくやるルールが見えてきた、そういう感じだったので、書いていることにはわりと自省も多く含まれています)

 

仕事をがんばるのは会社のためではなく自分のためで、それを混同しないようにがんばりましょうね、というお話でした。

今日はそんな感じです。
チャオ!