読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

「個」でつながっていく時代/「お店にファンをつくるウェブ発信の新ルール」読んだ

1年前の本ですが、せっかく頂いたのでいっちょ感想を。

「箱庭」というサイトをご存知ですか。

箱庭 haconiwa|女子クリエーターのためのライフスタイル作りマガジン

とてもかわいらしいサイトでキラキラまぶしく正直ちょっとわたしは苦手(あまりにわたしのライフスタイルと遠く美しいので……)だったのですが、 本著を読んでみるとなかなかどうして、しっかりとした方針のもと運営されていて、そのギャップが意外で面白かったです。

特に「かんたんなのに、ほとんどの人がやっていないウェブ発信の新ルール」という章は基礎編としてかなり役立ちそう。

ルール1 視点を定める

ルール2 マイナーなものにこだわる

ルール3 役立つ情報を意識する

ルール4 パッと見ただけで伝わるようにする

ルール5 地元、地域を大切にする

ルール6 自分の感じたことや想いを入れる

ルール7 他の人とコラボする

ルール8 毎日更新する

ルール9 リアルな活動情報を入れる

ルール10 実際に使ってレポートする

 これらのルールが丁寧に、分かりやすく書いてあるので、「自社ブランドサイト/オウンドメディアの運営を任されることになった」という人には、うってつけじゃないかなと思います。かつ、今まで手探りでやってきた人にとっても、「たぶんこれやったほうがいいよね」と思ってやってきたことが整理・解説してあるので、改めての見直し点検に良いのではないでしょうか。

写真の撮り方やFacebookTwitterなどのSNSでシェアする際のポイントも図版入りで解説してあるので、とても親切、というかノウハウ大公開ですごい、という感じです。こういうふうに「自分たちでやってみて良かったことを、他人にもバンバンシェアする」っていうスタンスがインターネット的で良いな〜と思いました。

全体を通じて感じたのは、やはり書き手/作り手に限らず「個」をしっかりと立脚し打ち出していくこと、「個」の視点を通じてニッチなものに光を当てること、その基礎筋力みたいなものがあって初めて他者とコラボレーションしていけるし、していく面白さが加速しているんだろうなということでした。今までのメディアではあまり「個」というか「編集者」の顔が見えなかったというか、見えなくても良かったのが、これからは「わたしがこういう思いで書いています」とポリシーを見せてつくっていくほうが、面白くなっていくんだろうな。

「コンテンツマーケティング」「メディアコマース」が注目ワードになってきている今、1年前の本とはいえ、まだまだ読む価値のある一冊ではないかと思います。昨今のゴタゴタで「キュレーションって名乗っても結局パクリばっかりじゃん、実際どうなのよ」という潮目に変わりつつある現在、こうやってしっかり運営されているメディアに頑張って欲しいなと思いつつ、「キュレーションメディア」という存在がどういうふうにアップデートされていくのかも気になるところです。

 

今日はそんな感じです。

チャオ!