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インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

何度でも生まれ変われる、人生そういうふうにできてるんじゃない?と思った話

好きな作品、音楽、芸術って、ありますか?

わたしは10代からわりと好みが固まっていて、高校生の頃に出会って価値観を形作ってくれたものをずーっと愛し続けてきた感じなのですが、ふと最近、「好きだけど、飽きたな」と思ってしまったんですよね。

 わたしを作ってきた作品や表現、三島由紀夫村上龍の作品たちだったり、高村光太郎の詩集だったり、10代からずっと好きな音楽、今も変わらず好きなんですが、それだけだと、停滞を感じるようになってしまいました。

ただ単に、それらの作家の多くがもう鬼籍に入っていて、新しい作品が生み出されないせいもあるのかもしれません。が、ともかく、自分の中に、「もうここにいるのは飽きたよ」という感情を見つけてしまったのは事実なわけで。
ずーっと同じ部屋に住み続けたので、そろそろ引っ越したいな、くらいの感じです。

そうして考えてみると、10代で出会い吸収した表現はわたしの礎となり、何も持たないただの若者であった20代を支えてくれて、30代も終えようとしている今、さらに新しい自分を作るための、新しい刺激を欲しているタイミングなのかもしれないな、と感じます。

こういう感覚って、誰もが持つものなんでしょうか?
今まで大切にしてきたものを捨てるのは少し怖いけれども、まったく知らない何かが手に入るかもしれないと思うと、ワクワクします。そしておそらく、上手にやれば、大切なものも捨てないまま積み重ねていけるのが、生きていることの面白さなのかもしれません。

ということは、人生がこんなに長いのって、何度でもこうして生まれ変わるためなんじゃないかしら、生まれて、大人になって成長しきったら卵に戻って、また孵る、そうして生きながら何度でも生まれ変わるために、そのために人生ってこんなに長いんじゃない?誰も教えてくれなかったけれども、そういうふうに、できているんじゃない?と思えてきて、とってもワクワクします。
まさにつよくてニューゲーム!

 

ということで、久しぶりに純文学回帰の兆しが来ておりまして、立て続けに坂口安吾を読み終えました。奇しくも春の訪れと同じタイミングで、今まで開けてこなかった何かを開こうとしたとき、その助けになるのはやはり、先人が生み出した作品であったというのは、とても奇妙な感じがします。(ここは人によって違うのかもしれないですね)

 

おすすめの作品があれば、ぜひ教えてください!
今日はそんな感じです。
チャオ!

桜の森の満開の下

桜の森の満開の下

 
白痴

白痴

 
夜長姫と耳男

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