インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

「NO」には「YES」をセットで表明されたい

デートの約束でも友達とゴハン行くときでもなんでもいいんですけど、「どこ行こうか」「なにしようか」って話になるとき、まずNOから入る人が苦手だなっていう話です。

たとえば「飲みに行こうか、どこそこにいいビアバーがあって珍しいビールが飲めるみたいだよ」→「わたしビールだめなんですよね」→「あっそうなんだ…」とか。

「日曜のデート、どこ行きたい?◯◯(テーマパーク)とか行く?」→「人がいっぱいいるとこ苦手なんですよね、ていうか遊園地とか行かないしw」→「あっそうなんだ…」とか。「あっこの会話行き止まりになっちゃうじゃんどうするのどうするの」、と思ってハラハラする瞬間です。実は相手からの誘いが嫌で、消極的にお断りの意志を表明したいなら有効だと思うんですけど、まず一緒にどこか行くことについては合意とれてる状態でそういう感じだと、なかなか厳しいのではと思ったわけです。

あとなんなんですかね、こっちの提案に否定で返されたときの、ちょっと「ウッ」となるマイナスな気持ちって。わたしだけかな。薄くションボリしちゃうんですよね。

 わたし自身、新しもの好きだし飲み食べ歩きが好きだしお店探すのも苦じゃないから「どっかいこうか」ってなるとき「じゃあこことかどう?」って提案する側になることが多いんですけど、提案に対してのリアクションが「NO」だけだとけっこうしんどいんです。

ノーヒントの「NO」を回避できる提案を無限にできるわけじゃないし、だったら予め「NO」と「YES」をセットで提示してもらって、その中から選ぶほうが、ゴールには近づきやすくなる。

 

最初の例で言うと、「ビールは飲めない(NO)けど、ワインは好き(YES)」とか「人混み苦手(NO)だから、静かに過ごせる場所がいい(YES)」というように、YESをセットで提示してもらえると、提案もしやすいじゃないですか。それがないと、正解の見えない答えにヒットするまで無限に提案し続けなきゃいけないのかなって気分になって、疲れるし、萎える。

「ビールは飲めない(NO)」だけの情報で提案して、次のターンで「ワインも嫌い(NO)」が出てくると、すでに1往復無駄なコミュニケーションが発生しているわけで、無駄コミュニケーションが多い人=疲れる人、って印象ついちゃうと思うんですよね。先に言ってよ、というか…(もちろん、他愛無いおしゃべりとかじゃれあいとか、意味のある無駄コミュニケーションもあるとは思います)

 

で、これって女性に限らず男性でもやってくる人がいるんですね。どうしてもお出かけってなると男性側から提案する形になることが多いから気付きにくかったんですけど、男性でも「誘いはするけど、そのあとは受け身」の人っているんだな〜と思いました。その瞬間に「あっこの人そんなにわたしと出掛けたくないのかな」って思って身構えるし、そうでもない場合でも、わたしはあなたの執事でもメイドでもないし、超能力者でもないからピピーンって一発でお好みのものを引き当てるのは無理だよ〜もっとヒントが欲しいよ〜〜ってなる。

なので苦手なことが多い人は「これなら大丈夫」もセットで教えてくれるようになるといいんじゃないかなって思うんだけどどうよっていうことを周知いたしたく備忘した次第でございます。

 

何が言いたいかというと、どうせデートするならなるべくたくさんお互いの「YES」をすりあわせて、お互いが約束を楽しみにできるような、よりよい選択ができるとうれしいよね、というお話でした。一方のYESだけが叶ってる約束っていうのもなんだか変だし、さびしいものね。

 

今日はそんな感じです。

チャオ!