インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

気軽にセックスしないけど、必要以上に重要視しない

おひさしぶりです、はせおやさいです。

久しぶりに書くのがこのネタかよって感じなんですがどうしても。

ヤリ捨てされる女の子の特徴と男心のホンネ

http://am-our.com/love/166/7922/

我らがファー様、安定の納得エントリなんですが、書いてあることも実際そうだと思うんですが、それを踏まえた上で、女性としてどうしても伝えたいのは、「何事も必要以上にやりすぎないで欲しい」ということ。

 

気軽にしない、するならリスク回避をしっかりと

この流れに乗っかってしまうと、「とりあえず付き合う前にセックスとか問題ないっしょ!」みたいな感じで吟味せず誰とでも致してしまうお嬢さんが増えそうで、とても心を痛めています。

ファー様のエントリに沿って言及しますね。

一度きりで終わってしまうのは、あなたがつまらない女だから、という主張。

何を言いたいのかというと、女の子はセックスするまでは女の子としての価値を底上げされているということ。

魅力にルブタンのヒールを履かせてもらってるわけです。

だからボーナスポイントを失ったときの相手の反応、それが女性としてのあなたの本来の価値だと考えた方がいいと思う。

http://am-our.com/love/166/7922/

 

 「未セックス」という付加価値、本当の価値より高い下駄を履かされていることを自覚しておくべき、というのは、まったく同感の指摘です。なので、このアドバイスを苦々しくも真摯に受け止めると同時に心に留めていてもらいたいのは、相手が自分を求めていると感じたとき、それが「自分自身を求めている」のか、「自分の両胸の膨らみと足の間の穴を求めている」のか、もっとシビアに見極めようということ。

 

求められるのはそれなりに幸せで嬉しいことで、ついイコール「自分が求められている、必要とされている」と感じてしまうのですが、悲しいかな、そうではない男性のほうが大多数で、両胸の膨らみと足の間の穴を相手が点検後、素に戻った目で自分をどう見るかまで今後が分からないのが現実。

素に戻った目で改めて見られたとき、それでもなお「いいじゃん」と思ってもらえるように、きちんと自分を律していきましょうというのは真実だと思います。

 

なのですが、そのことを「とりあえず事後の状態に早く持っていって、改めて判断しよう」と同義だと早合点して、誰とでも気軽に一線を超えてしまうのは、あまりにリスクが高すぎると思います。

女性にとって、セックスって妊娠のリスクだけではなく病気や、それ以外に傷つく可能性だってあるわけです。(妊娠以外は男性にもありえることだと思いますが)

 

個人的に言いたいのは、もしかして一線を超えるかも?という流れになったとき、一旦立ち止まって、「もしこのまま一線を超えて、相手が自分に冷めたり態度が変わったとしても、この判断を後悔しないか?」と自分に確認してみて欲しいということ。

同時に、自分で回避できるリスクは予め対処しておいて欲しいし、すべきだと思います。 もしあなたが一線を超えて傷ついても、誰のせいにもできないんですから。

 

したあと、そのことを重要視しすぎない

男女ともにあることだと思いますが、事前と事後で態度がガラリと変わるのは非常にキモチが悪い。

そのキモチが悪さの根底には、態度が変わる=つまり相手への依存であり甘えの表出で、ただ一線を超えただけでお互いの関係性を変えてこようとする図々しさに違和感があるのだと思います。

 

「そういうことをすると嫌われる」「重い女は捨てられる」と言いたいわけではなく、男性にどう思われるかよりも、そんなみっともないことをする人間であるべきではない、ということ。

対・他者との関係性がたった一晩で変わるなんて、軽んじて考えないで欲しいなと思います。

 

同時に、もし自分で判断して一線を超えたあと、やっぱり傷ついたり、相手にがっかりすることがあったとしても、そのことを必要以上に重要視するのはやめましょう。

誰かと一晩を過ごすのはとても大切で素敵なことですが、その判断が誤りであったら、早く忘れて、前だけ向くようにしましょう。

「せっかく一線を超える決意をしたんだから…」と未練がましくその縁を手放さないよう必死になるのは見苦しいだけで、もしかしたらあり得たかもしれない再検討の機会すら逃してしまうことにもなりかねません。

ここでも『相手が素に戻った目で見ても「いいじゃん」と思える自分かどうか』、を忘れずに。

 

最後にもう一言、超みっともなくすがったり未練がましくグジグジするのは決して悪いことではありません。

人間として仕方がないことだとも言えますし、わたしも実際そういう経験を腐るほど・それこそ売るほどしてきて、やった結果「これ、なんの得もねえな」って実感するほどヘタを打ってきたので、わざわざ他人に対してこうしてネチネチ言ってるほどです。

ですが、死ぬまでの短い人生、より楽しくて幸せな時間を増やすためにできることは、他にもたくさんあるはずだと思うのです。