インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

電話応対は「恐れ入りますが」と「念のため」で乗り切れ

はまちや2さんのお勧めは「電話を取ること」。なぜなら、電話の応対をすることで、人や仕事、お金の流れがつかめてくるから。エンジニアとして世界を目指すために「電話を取る」ことから始めるというギャップの大きさに、会場は大うけでした。


  「世界征服は電話応対から」──エンジニアの未来サミット for students 2012 第1回レポートhttp://developer.cybozu.co.jp/tech/?p=1217

電話応対の鬼と呼ばれた俺参上。
わたし自身は渉外のポジションが圧倒的だったのと、テレアポ(番号リストの上から順に片っ端から電話をかけて営業トークをするっていう、例のアレ)の経験もあるので電話に苦手意識はないのですが、電話応対がイヤ、したくない、という人の気持ちもよくわかります。

自分の思考を無理やり中断されるし、相手のペースに急遽合わせなきゃいけなくなるから混乱もする。とくにこちらからかける「発信」より電話を取る「受信」の方がどんな人がかけてくるか分からないぶん緊張すると思います。


でも、確かに「かかってきた電話を取る」ほうが、どんな人がいて、どんな要件で連絡をしてきているのかがつかみやすいです。
わたし自身の経験でいうと、転職した職場ではまず「ひたすら電話を取る」というところから入ると、その会社のことがイメージしやすくなるという利点がありました。たくさん電話を取っていると、自分からかけるときの言い回しも知ることができますしね。


ということで電話応対苦手だよーという人が覚えておくと良いんじゃないかなという単語が2つ。

「恐れ入りますが」

相手が早口だったり、不明瞭だったり、はたまた駅のホームからかけてきたりするとうるさくて聞き取れなかったり、集中して聞き取れないとき。相手の言ってることがよく分かんねえな、というときにも使えます。
何かを伺う際、「恐れ入りますが」と入れることで、聞き直しやすくなります。

恐れ入りますが、お名前をもう一度お伺いできますか?

恐れ入りますが、どういったご用件でしょうか?

2番めは、会社の代表番号にかかってくるセールス電話を防御するときに活躍してくれました。
電話を取るなり相手からバーッと「◎◎を××にするお得なご提案を云々」と営業トークを展開されるパターンに遭遇したら、まず聞き返してみるとこちらのペースに巻き取りやすいと思います。

「念のため」

経験上、「相手が言った電話番号を控え漏らした」「日時や要件を間違えてメモした」というのが電話応対で痛いミスでした。わたしも何度かやりました。


相手が聞き取りやすいように言ってくれるとありがたいのですが、毎回そんなわけにもいかないので、電話の最中に「これは聞き間違えたらヤバイ」と思ったら、必ず「念のため」とクッションを入れて、復唱するようにしています。

念のため、お電話番号を復唱いたします。東京ゼロ・サン…

念のため、もう一度ご連絡先の電話番号をちょうだいできますでしょうか?


他にもいろいろあるかもしれませんが、こんなところから始めて、「電話の取り次ぎを滞りなく行えるようになる」くらいを目指すのが良いんじゃないかなって思います!