インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

部下を伸ばす上司・つぶす上司(1)

職務経歴書を棚卸していたら、思ってたより社数が多くてジョブホッパーぶりを自覚してテヘペロ (・ω<) な気持ちになったhase0831です。今月誕生日です。


さておき転職を繰り返してベンチャー企業から上場企業まで会社規模含め色々な人たちとお仕事をする機会を得て、感じたことがあります。部下やメンバーがのびのびと仕事をできる空気を作る上司がいるかいないかで、チームの伸びしろが大きく変わるということ。

1社だけだったら「社風」として流してしまうのですがそうではなく複数社で同じ現象が起きることが多かったので、自戒も込めて「こうなりたい上司・なりたくない上司」を備忘してみようと思います。ちなみにわたしは良くない上司でした。

共通点1「オレガオレガの上司だと部下は伸びない」

上司に限らず経営者とかにもこれは共通するんじゃないかなーと思います。

商売において「誰が主役か」はすごく大切で、BtoCであればそれは「ユーザ」だしBtoBであればそれは「クライアントが獲得したいと思っているお客様」なので、あくまで我々は裏方。
そしてもっというと、現場で動くスタッフを支えて盛りたてるのが上司の役目なわけで、それを間違えて「俺が!俺が!」と主張し始めると、現場のやる気は削がれるしそもそも誰のための仕事なんだこれは…と空中分解してしまう気がします。


逆に上司になって部下やメンバーを持つ身になると、その人達の立場やお給料を守るためにさらにその上と戦わなきゃいけないわけで、そこを無視して自分のことばっかり考えて動くと何もかもがズッこけることが多い。同時に「俺がお前らを守ってやってる」と言うのも無粋なわけです。


とはいえオレガオレガでないと会社やチームを引っ張っていけないのでは…とも思うのですが、このあたり「一度オレガオレガで引っ張りすぎてチームがコケた苦い経験がある」という人が程よいバランス感覚を獲得できている印象です。


個人的に本当にお世話になったなあと思っている上司がいて、彼女の口癖は「自分がいなくなってもメンバーがちゃんとキャリアを積めたり昇進できるために、リーダーの自分に何が出来るか」でした。

そんなきれいごとだけでチームを引っ張っていけるのかねと言う人もいましたが、なんだかんだでそういうリーダーの下につくとあんぽんたんな社員でも「あれ?なんか俺たちって守られてる?」と気付くわけで、その流れになると全員が自発的に「助けたい」「守られてる以上は恩返ししたい」と考えて動くようになって、数字とか目標で縛られてギスってるチームよりテンション高く楽しく良い仕事ができた思い出があります。


何より自分たちのリーダーに人望があると、チーム全体も誇らしいんですよね。
くだらないことかもしれないんですが、地味に大切だなーと思いました。

ボンヤリしているようで、ちゃんと上司の働きって見えているし、表面に出さなくても感謝してる部下は多いと思います。なので全国の中間管理職みなさまにおかれましては「こんなことやって意味あんのかな…」と不安になってもそれを頼りになんとか踏ん張って欲しいですね。
メンバー個々がちゃんと自発的に動けるようになっていれば、いざ逃げるときサッと逃げられますし。


また発見したらまとめます。


最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

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