インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

牛レバ刺し提供禁止について募集されてる「パブリックコメント」て何

レバ刺し美味しいですよね!
さっそくタイトルについて書く前に、レバ刺し提供禁止のことについて。

牛レバ刺しがお店に出なくなるかも

厚生労働省は7月にも生食用牛レバーの提供を禁止する。違反すれば2年以下の懲役か、200万円以下の罰金を科すという。契機は昨年、焼き肉チェーン店で牛生肉(ユッケ)を食べた客5人が死亡した食中毒事件だ。その後、牛の肝臓内部で腸管出血性大腸菌O−157が見つかり、規制対象が拡大。提供禁止が決まった。

【現場から】レバ刺し 消費者の選択重視を|SankeiBiz 2012.5.14 05:00http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120514/mca1205140502003-n1.htm


「牛レバ刺しで重症の食中毒が出たからレバ刺しを本格的に禁止するよ。」という厚生労働省の方針に対して様々な議論があります。わたしのスタンスは「好きだけど、ダメになったならしょうがない」という感じ。

厚生労働省的には「生レバは止めて」らしい

そういえば、レバ刺しって今まだ大丈夫なんだっけ?と思って厚生労働省のサイトを見てみたら、思いっきり「やめましょう」って書いてあった。知りませんでした。

「新鮮」かどうかは、関係ありません。
※牛だけでなく、豚などの肉やレバーの生食も、食中毒や感染症のリスクがあります。肉は十分加熱して食べましょう。

牛レバーを生食するのは、やめましょう|厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syouhisya/110720/index.html


はっきりと「牛レバー(肝臓)の内部からは、腸管出血性大腸菌が検出されていることから、生で食べると、食中毒のリスクがあります。」と書かれている。確かに、子供の頃に親から「これは子供が食べてはいけないもの」と言われていた気が。

パブリックコメント」が募集されてるらしい

で、牛レバ刺し禁止について「生肉好きさんたちでパブリックコメントを送ろう!」という呼びかけを見て、パブリックコメントって、そもそもなに、と思ったので調べてみました。

パブリックコメント制度(意見公募手続制度)について
国の行政機関は、政策を実施していく上で、さまざまな政令や省令等を定めます。これら政令や省令等を決めようとする際に、あらかじめその案を公表し、広く国民の皆様から意見、情報を募集する手続が、パブリックコメント制度(Public Comment,意見公募手続)です。

http://www.e-gov.go.jp/help/about_pb.html


お、おう…?と思ったら図解してあった。こっちのが分かりやすいですね。


今回は「牛肝臓の規格基準」を一部改正するにあたっての意見を募集されているようです。つまり「牛肝臓の規格基準が厳しくなる」=「レバ刺しの提供が禁止になる」ということなので、その改正について意見を求められていると。

よくわかんないからやってみた!

届くかわかんないけど声を聞いてもらえる窓口があるなら…と思い立ち、パブリックコメントが18日必着(郵送の場合)とのことなので、ネットからやってみることに。
だがしかしネットの締め切り時間が書いてないよ!
もし「おっ」と思った方はお急ぎくださいね。

パブリックコメント:意見募集中案件詳細|電子政府の総合窓口e-Gov
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495120047


住所氏名は任意項目なので、抵抗がある人はなくても大丈夫みたい。
わたしは脳内で「お役人に玄関をドンドンされ『アンタ、レバ刺し禁止に反対してるんだって?』と凄まれても言い返せる」ように考えて文章を記入しました。


この画面が出たらOKのようです。

ここまでわたしを突き動かしたもの

なんでここまでやりたくなったのかというと、この漫画です。このレバ刺しに対する愛…!これを見て、わたしもなにかしなきゃ…!と思ったので。



(レバ刺しとわたし | たにぐちF via http://ocn7nco.jugem.jp/?eid=461


パブリックコメントを送った方も送ってない方も、みなさんもこの漫画を読んで一緒に泣きましょう!!!!!


谷口奈津子さんのブログはこちらから。レバ刺し以外のこともすごく面白いです。

谷口菜津子のレバ刺しと生活の漫画ブログです。
http://ocn7nco.jugem.jp/